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日本鱗翅学会 今年度のイベント一覧 | 大会・支部会・各種イベント
日本鱗翅学会 第69回大会(伊丹) 2023年10月21日の土曜日と22日の日曜日 9月30日が参加申込の〆切です。
日本鱗翅学会の出版物 学術雑誌『蝶と蛾 Lepidoptera Science』・第2会誌『やどりが』
第27回国際昆虫学会議招致委員会

第27回国際昆虫学会議招致委員会

近畿支部

2023

5/7

開催: 2023/05/14

第166回近畿支部例会のご案内

出版物のお知らせ

2023

5/7

蝶と蛾 74(1)(電子版)発行のお知らせ

学会主催イベント

2023

4/1

公開: 2023/04/01

ツシマウラボシシジミ保全シンポジウム・動画公開

学会主催イベント

2023

2/12

開催: 2023/03/21

第3回ツシマウラボシシジミ保全シンポジウム

関東支部

2023

1/30

〆切: 2023/02/28

関東支部 2023「春のつどい」(3/11開催)

学会主催イベント

2023

1/17

日本鱗翅学会 チョウとガ フォトコンテスト2022【結果発表】

出版物のお知らせ

2023

1/7

蝶と蛾 73(3/4)(電子版)発行のお知らせ

新刊紹介・書評

2022

12/19

発売: 2022/10/31

日本産チョウ類の衰亡と保護<第8集>

九州支部

2022

12/7

開催: 2022/12/10

2022年度 日本鱗翅学会九州支部/九州・沖縄昆虫研究会合同大会プログラム

関東支部

2022

12/3

〆切: 2023/01/10

関東支部 2023「春のつどい」開催案内と講演募集

九州支部

2022

11/15

開催: 2022/12/10

2022年度 日本鱗翅学会九州支部/九州・沖縄昆虫研究会合同大会のご案内

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。

ミノウスバ Pryeria sinica
(マダラガ科)

半透明の翅をもつ昼飛性のマダラガ。日本では北海道から九州まで分布し、マサキ、ツルウメモドキなどのニシキギ科を食樹とする。首都圏では晩秋11月頃に成虫が見られるが、寒冷地ほど早く出現する傾向にあるようで、青森県の山地では9月下旬に発生の盛期を迎える。

食樹のマサキが生垣として植栽されることから、市街地に多く生息する。多数の卵を並べて産み付ける習性があり、幼虫は群れて生活するため、植栽のマサキの葉を食べ尽くす害虫としても知られている。しかし、こと青森県においては市街地で発生した例が知られておらず、自然度の高い山林で偶然的に採集されるばかりの稀種である。市街地への進出程度に顕著な地域差が見られることは興味深い。

撮影データ: 2017年9月24日 青森県平川市
撮影・文章: 工藤 誠也

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