ベニスズメ Deilephila elpenor
(スズメガ科ホウジャク亜科)

5月も中旬を過ぎるとクヌギの樹液の出が活発になってくる。暗い林を歩いていると独特の匂いが漂ってきて「樹液廻りの季節がやってきたなあ...。」と嬉しくなる。夜の帳が降りる頃、まず最初にやってくるのがベニスズメだ。彼らは2時間程樹液にまとわりつき、そして消えていく。

ベニスズメは旧北区に広く分布している。日本に分布しているものは亜種lewisiiとされており図巻等でもそのように示されているが、亜種として分ける区別点は見いだせない。また、ベトナムからヒマラヤにかけてやや大型の亜種macromeraが分布している。

幼虫はツリフネソウ科やアカバナ科の草本で良く見られ、終齢幼虫は褐色だがまれに緑色のものもある。ベニスズメの英名は&dquot;Large elephant hawkmoth&dquot;で,これは幼虫の頭胸部が象の鼻に似ているからだという。まあそう見えなくもないが文化の違う人達の感覚はよくわからないものである。

撮影データ: 2010年5月24日 埼玉県桶川市
撮影・文章: 矢野 高広

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日本鱗翅学会

日本鱗翅学会学会賞および奨励賞受賞候補者選考要項
(2018年10月19日作成、12月12日修正、2019年4月6日修正、2022年3月26日修正)

  • 1. 日本鱗翅学会の学会賞と奨励賞の候補は、自薦または他薦によって推薦され、会長が委嘱した3名の委員によって構成された学会賞および奨励賞受賞候補者選考委員会(以下「選考委員会」)が選考を行う。
  • 2. 学会賞の推薦者は、以下の項目について所定の様式に則り書類を整え推薦を行う。
    • (1) 略歴: 候補者の氏名、生年月日、連絡先
    • (2) 業績: 鱗翅学における、研究及び活動業績の概要(1,000字程度)
    • (3) 業績一覧: 論文、著作、活動等から、主要なものを各5つ以内
    • (4) 業績資料: 論文のうち重要なものの別刷もしくはコピー(最大3編とし、うち1本以上は日本鱗翅学会誌に掲載されたもの)、あるいは著作や活動に関する資料(最大各3件とし、活動のうち1件以上は日本鱗翅学会が主催または共催したもの)
    • (5) 推薦: 推薦者の氏名、連絡先、推薦理由(自薦、他薦を問わず必要、1,000字以内)
  • 3. 奨励賞の推薦者は、以下の項目について所定の様式に則り書類を整え推薦を行う。
    • (1) 略歴: 候補者の氏名、生年月日、連絡先
    • (2) 業績: 研究内容の概要(1,000字程度)
    • (3) 業績一覧: 主要論文や著作、活動などのリスト、および主要な学会発表(口頭発表・ポスター発表)のリスト(日本鱗翅学会大会での発表があれば含めること)
    • (4) 業績資料: 論文のうち重要なもの1編の別刷もしくはコピー(日本鱗翅学会誌に掲載されたものがあればそれを提出すること)、あるいは著作や活動に関する資料
    • (5) 推薦: 推薦者の氏名、連絡先、推薦理由(自薦、他薦を問わず必要、1,000字以内)
  • 4. 選考は次のように行う。
    • (1) 総務担当は「やどりが」・ウェブサイト・お知らせメール等にて対象年度の学会賞・奨励賞候補者の推薦募集案内を出す。
    • (2) 推薦者は、必要な事項を記載した所定の様式書類を揃えて、総務担当宛に紙媒体及び電子データを郵送するか、PDFファイルにしたデータをメールに添付して送付する。推薦締切日は11月末日とする。
    • (3) 総務担当は募集をとりまとめたのち、選考委員会に選考を依頼する。
    • (4) 選考委員会は、翌年の第一回理事会までに選考結果を会長に示し、会長は理事会に報告した後に、第一回評議員会で選考結果を諮り決定する。
    • (5) 総務担当は受賞候補者及び推薦者に選考結果を送り、「やどりが」編集委員長に受賞者の業績概要の掲載を依頼する。
    • (6) 総務担当は受賞者に、同年の大会での授賞式出席、受賞記念講演及び講演要旨執筆を依頼する。

日本鱗翅学会

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鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。