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日本鱗翅学会 今年度のイベント一覧 | 大会・支部会・各種イベント
日本鱗翅学会 第70回大会(福岡) 2024年11月2日の土曜日と3日の日曜日 9月30日が参加申込の〆切です。
日本鱗翅学会の出版物 学術雑誌『蝶と蛾 Lepidoptera Science』・第2会誌『やどりが』
第27回国際昆虫学会議招致委員会

第27回国際昆虫学会議招致委員会

出版物のお知らせ

2024

11/21

蝶と蛾 75(3/4)(電子版)発行のお知らせ

九州支部

2024

10/25

開催: 2024/12/08

2024年度 日本鱗翅学会九州支部/九州・沖縄昆虫研究会合同大会のご案内

関東支部

2024

9/7

〆切: 2024/09/25

関東支部 2024「秋のつどい」ご案内(10/5開催)

学会主催イベント

2024

8/9

〆切: 2024/09/20

日本鱗翅学会 チョウとガ フォトコンテスト2024

出版物のお知らせ

2024

8/9

蝶と蛾 75(2)(電子版)発行のお知らせ

中国支部

2024

7/13

公開: 2024/07/13

中国支部会報 第24/25号PDF公開

出版物のお知らせ

2024

6/29

蝶と蛾 75(1)(電子版)発行のお知らせ

関東支部

2024

6/26

〆切: 2024/07/31

関東支部 2024「秋のつどい」開催案内と講演募集

学会共催イベント

2024

5/19

開催: 2024/06/01

2024年度昆虫DNA研究会第20回研究集会のご案内

近畿支部

2024

5/5

開催: 2024/05/11

日本鱗翅学会近畿支部第168回例会のご案内

学会主催イベント

2024

2/28

日本鱗翅学会 チョウとガ フォトコンテスト2023【結果発表】

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。

ヒメクロオビフユナミシャク Operophtera crispifascia
(シャクガ科ナミシャク亜科)

寒冷期に活動するシャクガの仲間、いわゆる冬尺蛾のひとつ。山深いブナ林に生息する。木々の葉が黄色く色付きそして落葉する直前のひと時に限って出現し、同所的に見られる他の冬尺蛾よりも出現時期はやや早い。

冬尺蛾のメスはいずれも翅が縮小あるいは消失しており飛翔能力を持たないが、その中にあって本種のメスは相対的にかなり大きな翅をもつ。オスは低地~山地でよく見られるクロオビフユナミシャクに似る。しかし触角の櫛歯は本種の方がはるかに長く、識別は容易。

ブナの幹に本種のメスがとまっていると、中途半端な大きさの翅が幹表面に接して周囲に馴染み、小さなコブのように見える。コーリング(雌性フェロモンの放出)は午後7時頃に行われ、その時間帯には多数のオスがブナ林内を飛び交う。

撮影データ: 2015年10月17日 八甲田山(青森県)
撮影・文章: 工藤 誠也

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