ニホンセセリモドキ Hyblaea fortissima
(セセリモドキガ科)

早春の山林で昼間に活動する変わり者のガ。日本(北海道~九州)と朝鮮半島に分布する。その色彩斑紋は名前の通りセセリチョウ、特にミヤマセセリとよく似ている。年1化で夏に羽化するが、新成虫はほとんど活動しないまま休眠して夏~冬をやり過ごし、翌春になってようやく活動を始める。セセリモドキの仲間は、ヤガ科などとはかなりの遠縁で、むしろイカリモンガやマドガなどに近縁とされる。

4月初旬、青森県の南西端に位置する深浦町まで足を伸ばした。ところどころに雪が残る中でフキノトウとキブシの花が咲き、路上ではシータテハが日光浴していた。その傍ら、日当たりの良い斜面に多数のニホンセセリモドキが集まっていた。その場で見られたニホンセセリモドキは全てオスで、後脚の毛束を広げて翅をV字に開く特有の姿勢でとまっていた。

撮影データ: 2016年4月2日 青森県深浦町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

2019年度のイベント予定

2018年12月 8日公開

2019年度の大会、支部例会及び各種イベントの予定を公開します。奮ってご参加下さい。

学会大会

第66回大会
日時: 2019年11月9日(土)・10日(日)
会場: 大阪市立自然史博物館 (大阪市)

東北支部

第7回支部例会
日時: 2019年6月1日(土)
会場: アイーナ: いわて県民情報交流センター (岩手県盛岡市)

関東支部

関東支部「春のつどい」(2019)
日時: 2019年3月9日(土) 13:00~
会場: 東京大学理学部2号館大講堂 (東京都文京区)

信越支部

ライトトラップ観察会 (信州昆虫資料館行事に協力)
日時: 2019年8月10日(土) 17:00集合
会場: 信州昆虫資料館 (長野県青木村)
問い合わせ: 田下 昌志 (mk.tashitanifty.com)

東海支部

決定し次第アップいたします。

近畿支部

第158回支部例会
日時: 2019年1月12日(土)
会場: 大阪市立自然史博物館
※ 関西昆虫学研究会と共催
第159回支部例会
日時: 2019年5月11日(土)
会場: I-siteなんば
三草山ゼフィルス調査
日時: 2019年6月中旬(予定)
場所: 大阪府豊能郡能勢町三草山

中国支部

第21回中国支部例会
日時: 2019年11月23日(土)
会場: 鳥取県立博物館(鳥取市東町)

四国支部

第24回四国支部例会
日時: 2019年2月24日(日)
会場: 愛媛県総合科学博物館
第25回四国支部例会
日時: 2020年2月16日(日)
会場: 愛媛県総合科学博物館

九州支部

決定し次第アップいたします。

日本鱗翅学会

〒113-0001
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※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。