『やどりが』編集委員会
本委員会は学会誌『やどりが』の編集・出版、投稿原稿の採否決定を担当します。
本誌は鱗翅学およびその関連分野の科学的発展への貢献を目指し,併せて様々な情報交換の場を提供します。
『やどりが』編集委員
- 委員長:
- 北川 朝生
- 委員:
- 石川 和宏
- 植村 好延
- 宇野 彰
- 栗山 定
- 斎藤 光太郎
- 斎藤 基樹
- 四方 圭一郎
- 菅原 淳
- 矢野 高広
ニセバラシロヒメハマキ Notocelia nimia
(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)
九州大学伊都キャンパス農学部付近にはノイバラが多く生えており、夕方になると葉上にとまる本種の姿を簡単に見ることができます。
白と黒のまだら模様は鳥の糞に対する擬態といわれており、海外ではこのような模様を持つガを総称して"bird-dropping moth"と呼ぶそうです。この模様は、ニセバラシロヒメハマキの含まれるヒメハマキガ亜科内だけを見ても、Ancylis、Apotomis、Gypsonomaなど、さまざまな属でみることができます。
本委員会は学会誌『やどりが』の編集・出版、投稿原稿の採否決定を担当します。
本誌は鱗翅学およびその関連分野の科学的発展への貢献を目指し,併せて様々な情報交換の場を提供します。
鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。