ニセバラシロヒメハマキ Notocelia nimia
(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)

九州大学伊都キャンパス農学部付近にはノイバラが多く生えており、夕方になると葉上にとまる本種の姿を簡単に見ることができます。

白と黒のまだら模様は鳥の糞に対する擬態といわれており、海外ではこのような模様を持つガを総称して"bird-dropping moth"と呼ぶそうです。この模様は、ニセバラシロヒメハマキの含まれるヒメハマキガ亜科内だけを見ても、AncylisApotomisGypsonomaなど、さまざまな属でみることができます。

撮影データ: 2024年4月18日 福岡県福岡市・九州大学伊都キャンパス
撮影・文章: 川島 育海

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日本鱗翅学会

日本鱗翅学会腕章貸し出し手順 (2013/7/8公開 | 2016/7/28改訂 | 2017/4/28改訂 | 2022/1/1連絡先変更)

日本鱗翅学会では次世代を担う人材育成を目的として会員の参加する採集・調査会で使用する腕章を貸し出すこととしました。貸し出しについての流れは以下の通りです。会員どなたからでも申し込みを受け付けます。

申請書(下記から申請様式1「日本鱗翅学会腕章使用願」をダウンロードしてください)は下記まで郵送して下さい。メールの添付ファイルでは受け付けておりません。また、腕章の送料は申請者の負担となります。

腕章貸出の手順

腕章使用願の送付先

〒980-0815

宮城県仙台市青葉区花壇 4-40-12

日本鱗翅学会東北支部事務局 菅原 淳

lsj-touhokumbr.nifty.com

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
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鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。