日本鱗翅学会 チョウとガ フォトコンテスト2023【結果発表】
2024年2月28日公開
「日本鱗翅学会 チョウとガ フォトコンテスト2023」として、会員外も含めた皆様から「チョウとガの不思議な生態」をテーマとした写真を公募いたしましたが、全国から一般の部に25作品、学生の部に10作品のご応募を頂きました。誠に有難うございました。
プロ写真家による審査により、ご応募いただいた35作品の中から、「一般の部」と「学生の部」の2部門で、次のとおり入賞者を決定いたしました。全体の作品数は前年より減少したものの、審査員の先生からは「今年はレベルが高かった」との評を頂いております通り、皆様が苦労して撮られた素晴らしい作品が揃いました。なお、一般の部特選の真田豊誠氏が2023年10月31日に、学生の部特選の橋本敦己さんが2023年12月18日に、それぞれ急逝されたとの訃報を頂きました。今回応募いただいた作品がお二人の遺作でもあります。お二人がこれらの作品に込められた思いを、会員の皆様にも感じていただき、お二人のご冥福を心よりお祈りいたしたいと思います。
今年も、チョウとガ フォトコンテスト2024を開催予定ですので、さらに多くの方々からのご応募を期待いたします。
なお、入賞作品は、今後日本鱗翅学会ウェブサイトおよび日本鱗翅学会会誌「やどりが」誌上で発表させて頂く予定です。
入賞作品
一般の部
- グランプリ
- 鶴藤 俊和『タカネキマダラセセリの卍飛翔』
- 特選
- 真田 豊誠 『ウラギンヒョモンとクモガタヒョウモンの衝突』
- 髙﨑 明 『フタオチョウとオキナワカラスアゲハ』
- 準特選
- 岸村 高洋 『山のギンイチモンジセセリ』
- 佐藤 伸一 『コヒョウモンモドキのお見合い』
- 竹内 剛 『Favoniusの繁殖干渉』
- 蓑原 茂 『ハンマースネーク触るべからず』
- 吉村 久貴 『潮風の中で』
- 入選
- 小林 茂樹 『紅をさす』
- 保坂 満 『次世代につなぐ産卵』
- 前田 敏 『我が家の庭のジャコウアゲハ』
- 南 尊演 『ナミアゲハ雄・雌』
- 安川 憲 『交尾するアサギマダラ』
学生の部
- 特選
- 橋本 敦己 『共存社会』
- 準特選
- 川島 府久 『汗ちょうだい!』
- 久井 花恋 『アイノミドリシジミの卍巴飛翔』
- 土居 咲貴 『風に耐えるタイワンヒメシジミとタヌキコマツナギ』
- 入選
- 末兼いこい 『ちょうちょのおにごっこ』
- 末兼 柊仁 『浅黄色の来客』
- 仁地 悠人 『交尾するヒメヒカゲ』
- 渡邉 卓実 『肥後は魅た』
※ 掲載はアイウエオ順です
入賞作品はこちらからご覧下さい。