日本鱗翅学会 チョウとガ フォトコンテスト2023
2023年8月 6日公開
「ちょうちょ、ちょうちょ、菜の葉にとまれ」と童謡にも歌われているチョウやガの仲間は、私たちにとってはとても身近な存在ですが、近年その姿を見る機会が減ってきています。実は、チョウやガの仲間は身近な自然のバロメーターで、私たちの住む場所の自然の変化を反映しているといえます。
日本鱗翅学会では、チョウやガ(鱗翅類)の魅力やその変化を科学的に探るとともに、それを私たちの住む場所や周辺の環境を守ることにつなげる活動を行っています。今年は、チョウやガの魅力を再発見していただくとともに、身近な自然の変化を知る糸口にしていただこうと、広く一般の方々を対象にチョウとガのフォトコンテストを開催することになりました。今年は、『チョウやガの不思議な世界』をテーマに作品を公募いたしますので、たくさんの方々のご応募をお待ちしております。
賞
- グランプリ(1作品) 副賞: 3万円のギフトカード
- 特選(各部門2作品) 副賞: 1万円のギフトカード
- 準特選(各部門5作品以内) 副賞: 5千円のギフトカード
- 入選(各部門10作品以内) 副賞: 1千円のギフトカード
選考方法
プロの写真家2名の先生方により、各部門の作品を審査して入賞作品を決定
審査員紹介
海野 和男氏
1947年東京生まれ。昆虫を中心とするフリーの自然写真家。日本自然科学写真協会会長。学生時代よりアジアやアメリカの熱帯雨林に通い、昆虫の擬態を中心に写真を撮り続ける。現在は、アトリエのある長野県小諸市に、じっくりと腰を据えて身近な自然を記録している。主な著書に『蝶の飛ぶ風景 Butterflies』(平凡社)、『昆虫の世界へようこそ』(ちくま新書)、『昆虫顔面図鑑』(実業之日本社)、『海野和男の昆虫撮影テクニック』、『世界で一番美しい蝶図鑑』(誠文堂新光社)など多数。
伊藤 ふくお氏
1947年三重県生まれ。コマーシャルカメラマンを経て、1980年昆虫写真家として独立。現在、自然写真工房主宰、奈良県在住。著書: 『ちいさないきものくらしといきかた』(ひかりのくに)、『どんぐりの図鑑』『ひっつきむしの図鑑』『セミと仲間の図鑑』(トンボ出版)、『バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑』『バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑』(北海道大学出版会)など多数。
応募方法
- 1) 日本在住のプロ以外の方なら誰でも応募できます。各自が日本国内で撮影した単写真か組写真のいずれかを1作品として一人1点の応募とします。なお学生の場合は一般の部・学生の部へそれぞれ別作品を1点ずつ応募することが可能です。応募作品の撮影時期に制限はございません。
- 2) 応募用紙に必要事項を記入し、応募作品(5MB以下のJPEGファイル)とともにメールに添付して下記まで送るか、応募用紙と応募作品をデータとしてDVD-RやSDカード等に入れて下記宛に郵送して下さい(プリントしたものは入れないで下さい)。応募用紙をプリントして手書きで記入の上、応募作品の入ったCD-R等と一緒に郵送も可です。
- なお、応募作品や応募に使用した電子媒体は返却いたしませんので、複製を保存してからご応募下さい。
- 3) 入賞作品は、日本鱗翅学会のウェブサイトで発表する(2023年12月末予定)とともに、入賞者には別途郵送にてお知らせいたします(都合によりスケジュールを変更する場合もあります)。
- 応募用紙はここからダウンロードして下さい。
- Excel形式 (xlsx|14KB)
- PDF形式 (PDF|270KB)
応募作品について
- 1) 応募作品は未発表または発表予定のないものに限ります。
- 他のコンテストへの二重応募(過去に入賞・入選しなかった作品は応募可)または類似作品とみなされる作品は失格となります。
- 2) 応募作品に人物が写り込んでいる場合には、ご応募に際して、必ず本人(被写体: 未成年の場合は親権者)の承諾をいただいて下さい。
- 3) 入賞作品につきましては、入賞のお知らせの後に原版の提出をお願いする場合がございます。
- 4) 応募作品の著作権は撮影者に帰属しますが、日本鱗翅学会は入賞作品を無償で使用する権利を有することとします。
入賞作品は、主に次の目的で使用します。
日本鱗翅学会の出版物、またはウェブサイトなどのウェブコンテンツとしての二次利用など。
メールでの応募
日本鱗翅学会フォトコンテスト公募メールアドレス
E-mail:lsj-photolepi-jp.org
※ 件名に「フォトコンテスト応募作品(氏名)」を明記
郵送
〒192-0364
東京都八王子市南大沢 2-214-6-103
藤塚 弘 方
日本鱗翅学会フォトコンテスト 事務局