シロシモフリエダシャク Biston melacron
(シャクガ科エダシャク亜科)

春の夜、シロシモフリエダシャクの雄がひっそりと街灯に飛来していた。

年に一化、春のみに出現するシャクガで、西日本に分布するが局地的で個体数も多くない。

本種の属するBiston属は灯火に飛来するのは雄ばかりで、雌はのきなみ珍品であるが、本種の雌はとりわけ得難いようで、寄主植物を含め幼生期は一切判明していない。山陰地方は本種が比較的多産し、筆者もこれまで多数の雄を見てきたが、雌には未だに謁見できていない。いつか雌を採集して飼育してみたい蛾の一つである。

撮影データ: 2021年4月14日 鳥取県鳥取市
撮影・文章: 松井 悠樹

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日本鱗翅学会

第166回近畿支部例会のご案内

2023年5月 7日公開

以下の要領で、第166回日本鱗翅学会近畿支部例会を開催します。どなたでも参加できます。

日時・場所

主催:
日本鱗翅学会近畿支部
共催:
関西昆虫学研究会
日時:
2023年5月14日(日) 14:30~17:00頃
会場:
I-siteなんば(大阪公立大学) 2F C1室
大阪市浪速区敷津東 2-1-41 南海なんば第1ビル
地下鉄大国町駅・恵美須町駅より徒歩約7分、なんば駅より徒歩約15分
アクセス

プログラム

一般講演

1. 南西諸島におけるマダラチョウ類の寄主植物利用とマダラヤドリバエの産卵植物の関係
土居 咲貴・上田 昇平・平井 規央(大阪公立大院・農)
2. 学研から出版される「日本の小蛾類」について
那須 義次(大阪公立大)
3. 滋賀県のカイコの絹糸を活用した真綿布団・邦楽器糸の生産
寺本 憲之(滋賀県大/琵琶湖博)
4. 春のチョウを求めてジブラルタル海峡の北と南へ
竹内 剛(近畿支部)

※ 支部例会終了後に、会場周辺で懇親会を予定しています。

お申込・問い合わせ先

〒599-8531

大阪府堺市中区学園町 1-1

大阪公立大学大学院農学研究科
環境動物昆虫学研究グループ

竹内 剛(日本鱗翅学会近畿支部)

TEL:072-254-9413
E-mail:u21162homu.ac.jp

竹内 剛 (近畿支部)

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。