ミノウスバ Pryeria sinica
(マダラガ科)

半透明の翅をもつ昼飛性のマダラガ。日本では北海道から九州まで分布し、マサキ、ツルウメモドキなどのニシキギ科を食樹とする。首都圏では晩秋11月頃に成虫が見られるが、寒冷地ほど早く出現する傾向にあるようで、青森県の山地では9月下旬に発生の盛期を迎える。

食樹のマサキが生垣として植栽されることから、市街地に多く生息する。多数の卵を並べて産み付ける習性があり、幼虫は群れて生活するため、植栽のマサキの葉を食べ尽くす害虫としても知られている。しかし、こと青森県においては市街地で発生した例が知られておらず、自然度の高い山林で偶然的に採集されるばかりの稀種である。市街地への進出程度に顕著な地域差が見られることは興味深い。

撮影データ: 2017年9月24日 青森県平川市
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

2022年度 日本鱗翅学会九州支部/九州・沖縄昆虫研究会合同大会プログラム

2022年12月 7日公開

今年度の日本鱗翅学会九州支部大会(九州・沖縄昆虫研究会との合同大会)のプログラムが確定しましたのでご連絡いたします。参加登録等ご質問がある方は、屋宜(yagi.sadahisaagr.kyushu-u.ac.jp)までお問い合わせよろしくお願いいたします。

大会概要

日時:
2022年12月10日(土)
会場:
オンライン(Zoomミーティング)

大会スケジュール

12月10日(土)
  • 12:00~
    Zoom受付開始・試写(画面共有等の確認)
    13:00~13:15
    九州・沖縄昆虫研究会総会・日本鱗翅学会九州支部総会
    13:15~14:15
    特別講演「小笠原諸島における植物–昆虫相互作用の解明」
    川北 篤 (東京大学大学院理学系研究科附属植物園)
    14:15~14:20
    休憩
  •  
  • 14:20~16:25 一般講演
    14:20~14:35
    サイカブトの成長に与える餌の効果に関する基礎研究
    板羽 菜楠(九州大・農)・紙谷 聡志(九州大院・農)
    14:35~14:50
    日本産Lycosa属(コモリグモ科)の分類学的研究
    信太 理央(九州大・農)・広渡 俊哉(九州大院・農)
    15:05~15:20
    ウロコアリ雄に見られる形態の変異について(ハチ目アリ科)
    青山 拓実(九州大・農)・三田 敏治(九州大院・農)・細石 真吾(九州大・熱研セ)
    15:20~15:35
    サカキを加害するサカキブチヒメヨコバイの発生生態(予報)
    森 理乃(佐賀大・農)・森口 辰也(佐賀林試)・徳田 誠(佐賀大・農)
    15:35~15:40
    休憩
    15:40~15:55
    ベニツチカメムシの雌親由来の粘液が幼虫発育に及ぼす影響
    栗田 桃萌・奥園 元晴・徳田 誠(佐賀大・農)
    15:55~16:10
    マレーズトラップによるタマバエ類の捕獲消長:佐賀県の森林と開放地での比較(予報)
    日南 瑶・古川 晶啓・Ayman K. Elsayed・徳田 誠(佐賀大・農)
    16:10~16:25
    ヒヨドリジョウゴキバガ幼虫形態について
    酒井 大輔・津田 勝男・坂巻 祥孝(鹿児島大・農)

  • 16:30 閉会の辞

参加者の注意事項

  • 1) 12月10日(土)は12:00から受付開始しております。Zoom会議への参加にご不安がある方は、時間に余裕を持ってログイン・参加の試行をよろしくお願いいたします。
  • 2) 前日までに参加URL等がメールで届かない場合、参加登録が上手くできていないか、登録したメールアドレスに間違いがあると思われますので、屋宜(yagi.sadahisaagr.kyushu-u.ac.jp)までご連絡いただきますようよろしくお願いいたします。
  • 3) 参加者は、原則、マイクをミュート(消音)に設定してください。ビデオのオン/オフは問いません。
  • 4) 質疑の際は、マイクをオンにして発言してください。
  • 5) 質疑を、音声による質疑の他に、チャットによる質問も受け付けます。ただし、座長が、質疑時間の制約上、口頭での質問を優先させることもありますので、ご了承ください。
  • 6) 発表者の許可がない限り、受信映像や発表資料の保存(画面キャプチャーを含む)、録音、再配布を禁じます。

大会事務局

大会長: 広渡 俊哉

 E-mail:hirowat_tagr.kyushu-u.ac.jp

事務局:

 紙谷 聡志 E-mail:kamitaniagr.kyushu-u.ac.jp

 屋宜 禎央 E-mail:yagi.sadahisaagr.kyushu-u.ac.jp

広渡 俊哉 (大会長)

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。