ミノウスバ Pryeria sinica
(マダラガ科)

半透明の翅をもつ昼飛性のマダラガ。日本では北海道から九州まで分布し、マサキ、ツルウメモドキなどのニシキギ科を食樹とする。首都圏では晩秋11月頃に成虫が見られるが、寒冷地ほど早く出現する傾向にあるようで、青森県の山地では9月下旬に発生の盛期を迎える。

食樹のマサキが生垣として植栽されることから、市街地に多く生息する。多数の卵を並べて産み付ける習性があり、幼虫は群れて生活するため、植栽のマサキの葉を食べ尽くす害虫としても知られている。しかし、こと青森県においては市街地で発生した例が知られておらず、自然度の高い山林で偶然的に採集されるばかりの稀種である。市街地への進出程度に顕著な地域差が見られることは興味深い。

撮影データ: 2017年9月24日 青森県平川市
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

2021年度のイベント予定

2021年6月 7日公開

2021年度の大会、支部例会及び各種イベントの予定を公開します。奮ってご参加下さい。

学会大会

第67回大会
日時: 2021年10月30日(土)~10月31日(日)
会場: オンラインで開催予定

東北支部

2021年度東北支部例会
日時: 2021年10月16日(土) 14:00~
会場: Zoomで開催予定

関東支部

関東支部「秋のつどい」(2021)
日時: 2021年11月13日(土) 14:00~18:00
会場: Zoomで開催予定

信越支部

予定が分かり次第公開いたします。

東海支部

予定が分かり次第公開いたします。

近畿支部

第163回近畿支部例会 (関西昆虫学研究会と合同)
日時: 2021年12月18日(土)
会場: Zoomまたは京都府立大学で開催予定

中国支部

第22回中国支部例会
日時: 2022年秋に延期
会場: 山口県(予定)、会場未定

四国支部

2021年度の大会は中止いたします。

九州支部

九州支部2021年度大会 (九州・沖縄昆虫研究会と合同開催を予定)
日時: 2021年12月初旬(予定)
会場: 九州大学

日本鱗翅学会

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鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。