ミノウスバ Pryeria sinica
(マダラガ科)

半透明の翅をもつ昼飛性のマダラガ。日本では北海道から九州まで分布し、マサキ、ツルウメモドキなどのニシキギ科を食樹とする。首都圏では晩秋11月頃に成虫が見られるが、寒冷地ほど早く出現する傾向にあるようで、青森県の山地では9月下旬に発生の盛期を迎える。

食樹のマサキが生垣として植栽されることから、市街地に多く生息する。多数の卵を並べて産み付ける習性があり、幼虫は群れて生活するため、植栽のマサキの葉を食べ尽くす害虫としても知られている。しかし、こと青森県においては市街地で発生した例が知られておらず、自然度の高い山林で偶然的に採集されるばかりの稀種である。市街地への進出程度に顕著な地域差が見られることは興味深い。

撮影データ: 2017年9月24日 青森県平川市
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

第27回国際昆虫学会議ICE2024 ロゴデザイン募集について

2018年4月10日公開

日本昆虫科学連合よりの連絡を掲載します。
八木 孝 (学術会議担当理事)


日本昆虫科学連合は、第27回国際昆虫学会議(ICE2024)の日本への招致(開催都市は京都、開催時期は2024年8月25~30日)に向けて本格的に動き出しました。

今回、ICE2024招致活動の一環として大会ロゴマークを広く公募することになりました。ロゴは日本の文化や魅力を紹介する象徴のようなものであり、また、大会テーマをデザインとして具現化したものでもあります。ロゴは、さまざまなシーンで使用されます。皆様には独創性を存分に発揮していただき、世界の昆虫研究者に愛されるロゴの制作と応募をお願いいたします。応募資格は、連合の加盟団体の会員だけではなく、その紹介する人にもありますので、広く宣伝をお願い致します。

応募資格:
日本昆虫科学連合加盟団体の会員もしくはその紹介する人
応募締切:
2018年7月27日(金) 午後5時

※ 採用作品の応募者には賞金5万円を贈呈いたします。

ロゴは募集要項にそって制作していただく必要があります。募集要項にそっていない作品は選考の対象となりません。応募をお考えの場合は、必ず事前に募集要項を入手のうえ、「提出様式」、「制作にあたっての注意事項」、「提出先」などについてご確認願います。

募集要項は、日本昆虫科学連合のウェブサイトでダウンロードできます。

石川 幸男 (日本昆虫科学連合代表)

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。