ベニスズメ Deilephila elpenor
(スズメガ科ホウジャク亜科)

5月も中旬を過ぎるとクヌギの樹液の出が活発になってくる。暗い林を歩いていると独特の匂いが漂ってきて「樹液廻りの季節がやってきたなあ...。」と嬉しくなる。夜の帳が降りる頃、まず最初にやってくるのがベニスズメだ。彼らは2時間程樹液にまとわりつき、そして消えていく。

ベニスズメは旧北区に広く分布している。日本に分布しているものは亜種lewisiiとされており図巻等でもそのように示されているが、亜種として分ける区別点は見いだせない。また、ベトナムからヒマラヤにかけてやや大型の亜種macromeraが分布している。

幼虫はツリフネソウ科やアカバナ科の草本で良く見られ、終齢幼虫は褐色だがまれに緑色のものもある。ベニスズメの英名は&dquot;Large elephant hawkmoth&dquot;で,これは幼虫の頭胸部が象の鼻に似ているからだという。まあそう見えなくもないが文化の違う人達の感覚はよくわからないものである。

撮影データ: 2010年5月24日 埼玉県桶川市
撮影・文章: 矢野 高広

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日本鱗翅学会

日本鱗翅学会中国支部第19回例会のお知らせ

2017年11月16日公開

毎年恒例となりました中国支部の例会を開催します。支部会員以外の参加も歓迎します。

日時・場所

日時
2017年11月18日(土曜日) 13:00~17:00
場所
ホテルチューリッヒ東方(広島市東区)

プログラム

総会

(1)役員の確認(2017年1月~12月)
(2)報告・連絡事項
 ①日本鱗翅学会仙台大会報告
 ②2017年度事業報告、2018年度事業計画
 ③会計中間報告
 ④伊万里市教育委員会からの依頼
 ⑤「蝶と蛾」電子出版化に伴うメールアドレスの登録
 ⑥その他
(3)協議事項
 ①支部規約の改正
 ②支部の安定的な運営について
 ③会員拡大と各県地方同好会の現状
 ④その他

研究発表

(1)フレンチギアナ採集記(鳥取県)
(2)山口県のチョウ目録について(2016)(山口県)
(3)岡山県南西部におけるウラギンスジヒョウモンの現況(広島県)
(4)岡山県のブナ林とフジミドリシジミ(岡山県)
※ 特別講話 2017ヒアリ騒動の最前線
 

お問い合わせ

〒710-1312

倉敷市真備町辻田 847-5

岡野 貴司

TEL:086-698-7247
TEL:090-2298-6733

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。