ニセバラシロヒメハマキ Notocelia nimia
(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)

九州大学伊都キャンパス農学部付近にはノイバラが多く生えており、夕方になると葉上にとまる本種の姿を簡単に見ることができます。

白と黒のまだら模様は鳥の糞に対する擬態といわれており、海外ではこのような模様を持つガを総称して"bird-dropping moth"と呼ぶそうです。この模様は、ニセバラシロヒメハマキの含まれるヒメハマキガ亜科内だけを見ても、AncylisApotomisGypsonomaなど、さまざまな属でみることができます。

撮影データ: 2024年4月18日 福岡県福岡市・九州大学伊都キャンパス
撮影・文章: 川島 育海

閉じる

日本鱗翅学会

日本鱗翅学会中国支部第17回例会のお知らせ

2015年10月28日公開

※終了しました。

毎年恒例となりました中国支部の例会を開催します。 支部会員以外の参加も歓迎します。

日時
2015年11月1日(日曜日)12:00から
場所
とりぎん文化会館2階第5会議室
議題
会務報告
役員人事
来年度の日程
懇親会
大会終了後懇親会を開催(場所:かぶら亭、「田村」で予約)します。支部会員以外の参加も歓迎します。会費は5000円です。

お問い合わせ

日本鱗翅学会中国支部
田村昭夫
〒682-0881 倉吉市宮川町2丁目74番地
Tel:0858-22-7707
Fax:0858-22-7707
e-mail:marutan.tamura@ncn-k.net

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。