ベニスズメ Deilephila elpenor
(スズメガ科ホウジャク亜科)

5月も中旬を過ぎるとクヌギの樹液の出が活発になってくる。暗い林を歩いていると独特の匂いが漂ってきて「樹液廻りの季節がやってきたなあ...。」と嬉しくなる。夜の帳が降りる頃、まず最初にやってくるのがベニスズメだ。彼らは2時間程樹液にまとわりつき、そして消えていく。

ベニスズメは旧北区に広く分布している。日本に分布しているものは亜種lewisiiとされており図巻等でもそのように示されているが、亜種として分ける区別点は見いだせない。また、ベトナムからヒマラヤにかけてやや大型の亜種macromeraが分布している。

幼虫はツリフネソウ科やアカバナ科の草本で良く見られ、終齢幼虫は褐色だがまれに緑色のものもある。ベニスズメの英名は&dquot;Large elephant hawkmoth&dquot;で,これは幼虫の頭胸部が象の鼻に似ているからだという。まあそう見えなくもないが文化の違う人達の感覚はよくわからないものである。

撮影データ: 2010年5月24日 埼玉県桶川市
撮影・文章: 矢野 高広

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日本鱗翅学会

日本学術会議公開シンポジウム「昆虫における刺激の受容とその反応」開催のお知らせ

2014年4月18日公開

※終了しました。

日本鱗翅学会も加盟している昆虫科学連合が主催する公開シンポジウムのご案内です。期日は以下の通りです。当日は昆虫の刺激と反応に関する第一人者による最先端の研究話題をお話ししていただけるはずです。興味のある方は奮ってご参加下さい。

「日本学術会議公開シンポジウム 昆虫における刺激の受容とその反応」

日時
2014年7月26日(土)13:00~16:55
場所
日本学術会議講堂
講演
下記のシンポジウム案内をご覧下さい。
備考
参加無料
問い合わせ先
日本昆虫科学連合事務局
森 直樹(京大院農・応用生命)
TEL 075-753-6307
e-mail:mokurin@kais.kyoto-u.ac.jp

シンポジウム案内(PDF)

(文責:学術会議担当 岩野秀俊)

日本鱗翅学会

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アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
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鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。