ベニスズメ Deilephila elpenor
(スズメガ科ホウジャク亜科)

5月も中旬を過ぎるとクヌギの樹液の出が活発になってくる。暗い林を歩いていると独特の匂いが漂ってきて「樹液廻りの季節がやってきたなあ...。」と嬉しくなる。夜の帳が降りる頃、まず最初にやってくるのがベニスズメだ。彼らは2時間程樹液にまとわりつき、そして消えていく。

ベニスズメは旧北区に広く分布している。日本に分布しているものは亜種lewisiiとされており図巻等でもそのように示されているが、亜種として分ける区別点は見いだせない。また、ベトナムからヒマラヤにかけてやや大型の亜種macromeraが分布している。

幼虫はツリフネソウ科やアカバナ科の草本で良く見られ、終齢幼虫は褐色だがまれに緑色のものもある。ベニスズメの英名は&dquot;Large elephant hawkmoth&dquot;で,これは幼虫の頭胸部が象の鼻に似ているからだという。まあそう見えなくもないが文化の違う人達の感覚はよくわからないものである。

撮影データ: 2010年5月24日 埼玉県桶川市
撮影・文章: 矢野 高広

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日本鱗翅学会

日本鱗翅学会四国支部第19回例会のお知らせ

2014年2月21日公開

※終了しました。

毎年恒例となりました四国支部の例会を開催します。特に参加申し込みなどは行っていませんので、当日お気軽に御参加下さい。

日時
2014年2月23日(日曜日)11:00~17:00(予定)
場所
愛媛県総合科学博物館
生涯学習棟 3階 会議室
高速いよ西条I.C.より約5分(交通アクセスはこちらを参照)

プログラム

テーマ講演「四国におけるセセリチョウ類の最近の動向」
「愛媛県におけるセセリチョウ類の最近の動向」太田喬三(愛媛)
「徳島県におけるセセリチョウ類の最近の動向」小川昌彦(徳島)
「香川県におけるセセリチョウ類の最近の動向」出嶋利明(香川)
総合討論(講演者以外の方からも各県の情報をお寄せ頂き、併せて議論したいと思います)
その他の演題
「北海道の採集旅行・愛媛の春のキリガ、キョウチクトウスズメほか」片岡敬一(愛媛)
「2013年に沖縄で出会った蛾、その他」真鍋泰彦(高知)
「久万高原町でのツマグロキチョウの発生生態」窪田聖一(愛媛)
お問い合わせ
大西 剛
愛媛県総合科学博物館
学芸課 自然研究科 専門学芸員
〒792-0060
愛媛県新居浜市大生院2133-2
TEL:0897-40-4109(代表)
Fax:0897-40-4101
e-mail:ohnishi-tsuyoshi@pref.ehime.jp

日本鱗翅学会

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鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。