ニセバラシロヒメハマキ Notocelia nimia
(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)

九州大学伊都キャンパス農学部付近にはノイバラが多く生えており、夕方になると葉上にとまる本種の姿を簡単に見ることができます。

白と黒のまだら模様は鳥の糞に対する擬態といわれており、海外ではこのような模様を持つガを総称して"bird-dropping moth"と呼ぶそうです。この模様は、ニセバラシロヒメハマキの含まれるヒメハマキガ亜科内だけを見ても、AncylisApotomisGypsonomaなど、さまざまな属でみることができます。

撮影データ: 2024年4月18日 福岡県福岡市・九州大学伊都キャンパス
撮影・文章: 川島 育海

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日本鱗翅学会

東海支部:第149回例会案内(三重昆虫談話会と共催)

2012年2月15日公開

※終了しました。

東海支部の「第149回例会」を下記の要領で開催いたします。 皆さんふるってご参加ください。会員外の皆様も参加を歓迎します。

日時
2012年3月4日(日)13:30-17:00
場所
三重教育文化会館 3階第二会議室
三重県津市桜橋2-142
TEL:059-228-1122
地図はこちらをクリック
参加費
無料
講演
河本実:三重県北部のチョウの現状
西田悦造:三重県のフクイアナバチとクズハキリバチ
連絡先
現在メールでのご案内に随時切り替えております。メール利用の方は下記事務局にメールアドレスをお教え下さい。
事務局
日本鱗翅学会 東海支部事務局 江田信豊
e-mail:ageha6483@nifty.com
〒489-0863 愛知県瀬戸市せいれい町27
FAX:0561-89-2039

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。