ニセバラシロヒメハマキ Notocelia nimia
(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)

九州大学伊都キャンパス農学部付近にはノイバラが多く生えており、夕方になると葉上にとまる本種の姿を簡単に見ることができます。

白と黒のまだら模様は鳥の糞に対する擬態といわれており、海外ではこのような模様を持つガを総称して"bird-dropping moth"と呼ぶそうです。この模様は、ニセバラシロヒメハマキの含まれるヒメハマキガ亜科内だけを見ても、AncylisApotomisGypsonomaなど、さまざまな属でみることができます。

撮影データ: 2024年4月18日 福岡県福岡市・九州大学伊都キャンパス
撮影・文章: 川島 育海

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日本鱗翅学会

近畿支部第141回例会・ 日本昆虫学会近畿支部2010年度大会合同大会

2010年11月21日公開

※終了しました。

下記のとおり第141回例会・合同大会を開催しますので、多数の方のご参加をお願い申し上げます。 会員以外の方のご参加も歓迎します。

日時
2010年12月11日(土)13:00-17:00
会場
兵庫県立人と自然の博物館
内容
只今演題募集中
懇親会
※大会終了後、17:30から会場にて
(会費:一般2,000円・学生1,000円)17:30から
参加費
200円(博物館団体観覧料+茶菓代に充当)

※収蔵庫見学ツアーを予定しています。

お問い合わせ先
日本鱗翅学会近畿支部幹事長 伊藤ふくお
〒639-0201 奈良県北葛城郡上牧町片岡台3丁目1-25-101
TEL:0745-51-7626
FAX:0745-51-7627
e-mail:para-sita2@kdt.biglobe.ne.jp

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。