ベニスズメ Deilephila elpenor
(スズメガ科ホウジャク亜科)

5月も中旬を過ぎるとクヌギの樹液の出が活発になってくる。暗い林を歩いていると独特の匂いが漂ってきて「樹液廻りの季節がやってきたなあ...。」と嬉しくなる。夜の帳が降りる頃、まず最初にやってくるのがベニスズメだ。彼らは2時間程樹液にまとわりつき、そして消えていく。

ベニスズメは旧北区に広く分布している。日本に分布しているものは亜種lewisiiとされており図巻等でもそのように示されているが、亜種として分ける区別点は見いだせない。また、ベトナムからヒマラヤにかけてやや大型の亜種macromeraが分布している。

幼虫はツリフネソウ科やアカバナ科の草本で良く見られ、終齢幼虫は褐色だがまれに緑色のものもある。ベニスズメの英名は&dquot;Large elephant hawkmoth&dquot;で,これは幼虫の頭胸部が象の鼻に似ているからだという。まあそう見えなくもないが文化の違う人達の感覚はよくわからないものである。

撮影データ: 2010年5月24日 埼玉県桶川市
撮影・文章: 矢野 高広

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日本鱗翅学会

2010年度日本鱗翅学会九州支部・日本昆虫学会 九州支部 合同大会のご案内

2010年11月19日公開

※終了しました。

日本鱗翅学会九州支部会員の皆様。例年のとおり下記の内容で日本昆虫学会九州支部と合同の支部大会を行う事になりましたのでお知らせいたします。会員外の皆さまの参加も歓迎します。

日時
2010年12月4日(土)12:30-17:30
場所
福岡市箱崎
九州大学箱崎理系地区21世紀交流プラザ
2F講義室A-B (以前の工学部本部の横)
アクセスマップ
大会参加費
500円 (お茶、お茶菓子代等)
懇親会費
3,500円程度(大会終了後近くで行われます)
参加・講演・ポスター発表
大会、懇親会に参加される方はご連絡下さい。講演・ポスター発表も受け付けております。 講演要旨(500字程度)と共に下記へお送り下さい(メール、ファックス等)。
締め切りは11月26日(金)です。
連絡先
事務局:上田恭一郎(支部幹事代理)
〒805-0021 北九州市八幡東区東田2-4-1
北九州市立自然史・歴史博物館
Fax:093-661-7503
e-mail:ueda@kmnh.jp

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。