「日高敏隆先生お別れ会」の開催
2009年12月24日公開
※終了しました。
本会の会長を2期6年務められるなど、鱗翅学の発展・普及にも多大な貢献をされた 故日高敏隆先生のお別れ会が以下のように開催されることになりました。
- 日時
- 2010年2月7日(日)15:00-17:00
- 場所
- グランドプリンスホテル京都(プリンスホール)
- 参加申込・連絡先
- 詳細と参加申込は日高敏隆先生お別れ会ウェブサイトをご覧下さい。参加申込は2010年1月15日締切です。
シロシモフリエダシャク Biston melacron
(シャクガ科エダシャク亜科)
春の夜、シロシモフリエダシャクの雄がひっそりと街灯に飛来していた。
年に一化、春のみに出現するシャクガで、西日本に分布するが局地的で個体数も多くない。
本種の属するBiston属は灯火に飛来するのは雄ばかりで、雌はのきなみ珍品であるが、本種の雌はとりわけ得難いようで、寄主植物を含め幼生期は一切判明していない。山陰地方は本種が比較的多産し、筆者もこれまで多数の雄を見てきたが、雌には未だに謁見できていない。いつか雌を採集して飼育してみたい蛾の一つである。
2009年12月24日公開
※終了しました。
本会の会長を2期6年務められるなど、鱗翅学の発展・普及にも多大な貢献をされた 故日高敏隆先生のお別れ会が以下のように開催されることになりました。
鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。