日本チョウ類保全協会「オオムラサキシンポジウム」のご案内
2009年12月 2日公開
日本チョウ類保全協会主催、日本鱗翅学会後援の「オオムラサキシンポジウム」が開催されます。
「オオムラサキシンポジウム」詳細案内(PDF)
ニセバラシロヒメハマキ Notocelia nimia
(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)
九州大学伊都キャンパス農学部付近にはノイバラが多く生えており、夕方になると葉上にとまる本種の姿を簡単に見ることができます。
白と黒のまだら模様は鳥の糞に対する擬態といわれており、海外ではこのような模様を持つガを総称して"bird-dropping moth"と呼ぶそうです。この模様は、ニセバラシロヒメハマキの含まれるヒメハマキガ亜科内だけを見ても、Ancylis、Apotomis、Gypsonomaなど、さまざまな属でみることができます。
2009年12月 2日公開
日本チョウ類保全協会主催、日本鱗翅学会後援の「オオムラサキシンポジウム」が開催されます。
「オオムラサキシンポジウム」詳細案内(PDF)
鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。