シロシモフリエダシャク Biston melacron
(シャクガ科エダシャク亜科)

春の夜、シロシモフリエダシャクの雄がひっそりと街灯に飛来していた。

年に一化、春のみに出現するシャクガで、西日本に分布するが局地的で個体数も多くない。

本種の属するBiston属は灯火に飛来するのは雄ばかりで、雌はのきなみ珍品であるが、本種の雌はとりわけ得難いようで、寄主植物を含め幼生期は一切判明していない。山陰地方は本種が比較的多産し、筆者もこれまで多数の雄を見てきたが、雌には未だに謁見できていない。いつか雌を採集して飼育してみたい蛾の一つである。

撮影データ: 2021年4月14日 鳥取県鳥取市
撮影・文章: 松井 悠樹

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日本鱗翅学会

日本鱗翅学会四国支部第13回例会

2008年2月24日公開

※終了しました。

毎年恒例となりました四国支部の例会を開催します。 特に参加申し込みなどは行っていませんので、当日お気軽に御参加下さい。

日時・場所

日時
2008年2月24日(日曜日)11:00-16:00(予定)
場所
愛媛県総合科学博物館 生涯学習棟 2階 第3研修室
松山道西条インターより約5分

プログラム

本年は以下のような演題を予定しています。

テーマ講演「北上する蝶と蛾:四国の場合」
四国4県で最近見られるようになった南方系の蝶や蛾についての講演を各県ごとにしていただく予定です。
「高知県で発見された南方系の蛾~キョウチクトウスズメ、リュウキュウフトスジエダシャクほか~」真鍋泰彦(高知)
「タテハモドキ宇和島に定着か」林弘(愛媛)
「徳島県における南方系の蛾3種について」山田量崇・小汐千春・大原賢二(徳島)
「鳴門市におけるヤクシマルリシジミの発生状況について」 小野瀬雅人(徳島)
「北上する蝶と蛾、この50年;香川県の場合」増井武彦(香川)
そのほかの演題
クロヒカゲの黒化型を採集」太田喬三(愛媛)
「愛媛県のホシミスジ」窪田聖一(愛媛) など

日本鱗翅学会

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鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。