ニセバラシロヒメハマキ Notocelia nimia
(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)

九州大学伊都キャンパス農学部付近にはノイバラが多く生えており、夕方になると葉上にとまる本種の姿を簡単に見ることができます。

白と黒のまだら模様は鳥の糞に対する擬態といわれており、海外ではこのような模様を持つガを総称して"bird-dropping moth"と呼ぶそうです。この模様は、ニセバラシロヒメハマキの含まれるヒメハマキガ亜科内だけを見ても、AncylisApotomisGypsonomaなど、さまざまな属でみることができます。

撮影データ: 2024年4月18日 福岡県福岡市・九州大学伊都キャンパス
撮影・文章: 川島 育海

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日本鱗翅学会

高ボッチ高原ヒメヒカゲ調査(長野県塩尻市)

2006年7月30日公開

日本鱗翅学会信越支部、松本むしの会合同採集観察会開催のご案内
高ボッチ高原ヒメヒカゲ調査(長野県塩尻市)

※終了しました。

日時
2006年7月30日(日)
場所
塩尻市小坂田公園東側駐車場に9:00集合
申込先
7月20日までに丸山潔までメール(jonen@ar.wakwak.com)でお申し込みください。

*ヒメヒカゲは、今年、長野県条例で届け出が必要な種として指定されましたので、事前に腕章をいただいた上で分布調査を行う予定です。

日本鱗翅学会

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鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。