ニセバラシロヒメハマキ Notocelia nimia
(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)

九州大学伊都キャンパス農学部付近にはノイバラが多く生えており、夕方になると葉上にとまる本種の姿を簡単に見ることができます。

白と黒のまだら模様は鳥の糞に対する擬態といわれており、海外ではこのような模様を持つガを総称して"bird-dropping moth"と呼ぶそうです。この模様は、ニセバラシロヒメハマキの含まれるヒメハマキガ亜科内だけを見ても、AncylisApotomisGypsonomaなど、さまざまな属でみることができます。

撮影データ: 2024年4月18日 福岡県福岡市・九州大学伊都キャンパス
撮影・文章: 川島 育海

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日本鱗翅学会

恩原高原のウスイロヒョウモンモドキ-その調査と保護活動(2)

2005年11月 3日公開

2005年の報告書(2)
頒布価格無料 (送料460円をご負担ください)
A4判、カラー64頁、モノクロ34頁
2005年11月3日発行、印刷部数800冊
主な内容
I. 写真の記録生態ほか 7~40頁
II. 調査結果に関わる写真・グラフ・図表 41~64頁
III. 調査結果 65~72頁
IV. 資料編 73~92頁
V. 展望と課題 93~95頁
恩原高原のウスイロヒョウモンモドキ-その調査と保護活動(2): 表紙

(お願い) 委員会の活動費として、一口千円でカンパを募っています。ご協力をお願いいたします。

申込先

恩原高原ウスイロ委員会宛に、お問い合わせメールフォームより、送り先の住所・氏名・電話番号をお送り下さい。報告書は振込用紙を同封してお送りいたします。

岡山県恩原高原ウスイロヒョウモンモドキ特別委員会

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。