ニセバラシロヒメハマキ Notocelia nimia
(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)

九州大学伊都キャンパス農学部付近にはノイバラが多く生えており、夕方になると葉上にとまる本種の姿を簡単に見ることができます。

白と黒のまだら模様は鳥の糞に対する擬態といわれており、海外ではこのような模様を持つガを総称して"bird-dropping moth"と呼ぶそうです。この模様は、ニセバラシロヒメハマキの含まれるヒメハマキガ亜科内だけを見ても、AncylisApotomisGypsonomaなど、さまざまな属でみることができます。

撮影データ: 2024年4月18日 福岡県福岡市・九州大学伊都キャンパス
撮影・文章: 川島 育海

閉じる

日本鱗翅学会

四国支部第10回例会

2005年2月27日公開

※終了しました。

四国支部「第10回例会」を下記の要領で開催いたします。 会員でなくても参加可能ですのでご興味のある方はぜひおいで下さい。

日時
2005年2月27日(日曜日)午前11時から午後4時30分
場所
愛媛県総合科学博物館第3研修室
愛媛県新居浜市大生院2133-2
主催
日本鱗翅学会四国支部
地図

プログラム

司会(大西剛)
11:00
評議員代表挨拶
11:05
地元代表挨拶
11:10
話題提供 午前の部
「フィールドでのデジカメ活用法」
「愛媛県でアサギマダラ越冬幼虫確認」など
12:00-13:15
昼食・休憩
博物館レストラン「クローネ」をご利用下さい。
バイキング食べ放題 ¥900
13:15-14:30
話題提供 午後の部(内容未定)
14:30-15:30
自己紹介・一人一話
15:30-16:20
総会
評議員会・自然保護委員会の報告など
16:25
閉会の挨拶

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。