ニセバラシロヒメハマキ Notocelia nimia
(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)

九州大学伊都キャンパス農学部付近にはノイバラが多く生えており、夕方になると葉上にとまる本種の姿を簡単に見ることができます。

白と黒のまだら模様は鳥の糞に対する擬態といわれており、海外ではこのような模様を持つガを総称して"bird-dropping moth"と呼ぶそうです。この模様は、ニセバラシロヒメハマキの含まれるヒメハマキガ亜科内だけを見ても、AncylisApotomisGypsonomaなど、さまざまな属でみることができます。

撮影データ: 2024年4月18日 福岡県福岡市・九州大学伊都キャンパス
撮影・文章: 川島 育海

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日本鱗翅学会

日本鱗翅学会東海支部第126回例会のご案内

2004年8月21日公開

※終了しました。

日本鱗翅学会東海支部第126回例会を静岡昆虫同好会と合同で開催します。 会員交流の場、情報交換の場として是非ご参加下さい。非会員参加大歓迎。

日時
2004年8月21日(土)から22日(日)
場所
「ウッドハウスおろくぼ」榛原郡中川根町水川尾呂久保
電話:0547-56-1100
21日17時頃までに宿舎に集合
車:東名高速相良・牧ノ原インターより国道473→362号線を経て約1時間(下図参照)。
参加費
9,000円(1泊2食)。参加者は8月7日までに清宛にできればメールでお申し込み下さい。
申込先
清 邦彦:seik@mail.wbs.ne.jp

なお翌22日は安部川でアサギマダラ調査会実施。 22日のみの参加も歓迎。「ウッドハウスおろくぼ」前9:30集合(各自油性ペン、昼食・飲み物用意)

事務局
間野隆裕:manotaka@muj.biglobe.ne.jp

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。