ニセバラシロヒメハマキ Notocelia nimia
(ハマキガ科ヒメハマキガ亜科)

九州大学伊都キャンパス農学部付近にはノイバラが多く生えており、夕方になると葉上にとまる本種の姿を簡単に見ることができます。

白と黒のまだら模様は鳥の糞に対する擬態といわれており、海外ではこのような模様を持つガを総称して"bird-dropping moth"と呼ぶそうです。この模様は、ニセバラシロヒメハマキの含まれるヒメハマキガ亜科内だけを見ても、AncylisApotomisGypsonomaなど、さまざまな属でみることができます。

撮影データ: 2024年4月18日 福岡県福岡市・九州大学伊都キャンパス
撮影・文章: 川島 育海

閉じる

日本鱗翅学会

日本鱗翅学会東海支部第125回例会のご案内

2004年6月26日公開

※終了しました。

三重昆虫談話会との合同で採集調査会を行います。※非会員参加大歓迎!

日時
2004年6月26日(土)から27日(日)18:30集合
場所
民宿 嬉志乃(うれしの)
尾鷲市三木里町 312-16 TEL 0597-28-2160
JR紀勢線三木里駅徒歩800m
宿泊費
約10,000円(2食付き)

6月20日までに事務局宛メールかFAXでお申し込みください。

東海支部事務局(間野隆裕 方)
TEL&FAX:052-442-1503
e-mail:manotaka@muj.biglobe.ne.jp

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。