第7回日本鱗翅学会自然保護セミナー開催予告
2003年8月 2日公開
第7回日本鱗翅学会自然保護セミナー「日本産チョウ類の生息と保護の現状」
最近は学校教育にも取り入れられている放蝶について、日本鱗翅学会会員による実践的な保護活動事例・科学的検証に基づく放蝶の効果などの発表を予定しています。 今回のテーマで放蝶の是非を問うのではなく、日本産蝶類の将来を見据えて放蝶の方向性を探っていきます。
- 場所
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静岡県総合社会福祉会館(7階ホール)
静岡市駿府町 1-70
電話: 054-254-5221 - 交通
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バス利用の場合: 静岡県北口のりば1・2・3番へ「市民文化会館前」下車徒歩約2分
徒歩の場合: 静岡駅から約15分 - 日時
- 2003年8月2日(土)~3日(日)
- 主催
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日本鱗翅学会自然保護委員会・静岡昆虫同好会
(後援: 静岡県教育委員会・静岡県自然保護室・静岡SBS放送・静岡新聞社)
問い合わせ先
〒337-0975
さいたま市代山 172
シラサギ記念自然史博物館内
巣瀬 司(日本鱗翅学会自然保護委員会委員長)
TEL:048-878-0500
FAX:048-878-3335
プログラム案
- 平成15年8月2日(土) 14:00開会
- 基調講演1. チョウ類保全の現状と将来 (中村 康弘)
- 基調講演2. チョウ類のモニタリングについて 2題 (石井 実・宮田 彬)
- (一日目終了後、静岡駅前松坂屋にて懇親会を予定しています)
- 平成15年8月3日(日) 9:30開演
- (午前)基調講演3.最近の放蝶問題と実践的な保全活動について
- 桜谷 保之・菅野 格朗「京都府木津川堤防に置けるホソオアゲハの生態」
小林 隆人「放蝶はオオムラサキの保護活動にとって有効か」
中村 康弘・岩見 潤治・鎌田 邦彦・宮崎 由佳・池尻 誠三・新谷 隆之・中元 實
「広島県世羅・賀茂台地におけるヒョウモンモドキの保全活動」 - (午後)基調講演4 静岡県のチョウ類の衰亡と保護の状況
- 高橋 真弓「静岡県内の蝶類の存亡と保護の状況」
諏訪 哲夫「静岡県蝶類レッドリストについて」
清 邦彦「富士山麓における草原性蝶類の衰亡」 - セミナー声明発表
- 15:00閉会
このほか、小会議室で静岡県の保護すべき蝶類標本展示などを予定。