ベニスズメ Deilephila elpenor
(スズメガ科ホウジャク亜科)

5月も中旬を過ぎるとクヌギの樹液の出が活発になってくる。暗い林を歩いていると独特の匂いが漂ってきて「樹液廻りの季節がやってきたなあ...。」と嬉しくなる。夜の帳が降りる頃、まず最初にやってくるのがベニスズメだ。彼らは2時間程樹液にまとわりつき、そして消えていく。

ベニスズメは旧北区に広く分布している。日本に分布しているものは亜種lewisiiとされており図巻等でもそのように示されているが、亜種として分ける区別点は見いだせない。また、ベトナムからヒマラヤにかけてやや大型の亜種macromeraが分布している。

幼虫はツリフネソウ科やアカバナ科の草本で良く見られ、終齢幼虫は褐色だがまれに緑色のものもある。ベニスズメの英名は&dquot;Large elephant hawkmoth&dquot;で,これは幼虫の頭胸部が象の鼻に似ているからだという。まあそう見えなくもないが文化の違う人達の感覚はよくわからないものである。

撮影データ: 2010年5月24日 埼玉県桶川市
撮影・文章: 矢野 高広

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日本鱗翅学会

関東支部 2022「春のつどい」Zoomオンライン開催 (3/19開催)

2022年2月20日公開

昨年2021「秋のつどい」では多くの皆様のご参加、ありがとうございました。引き続き2022「春のつどい」もオンラインのみでの開催といたします。多くの方々にご参加いただけると幸いです。

鱗翅学会の会員ではなくとも、どなたでも参加できます。事前に参加登録が必要となりますので、下記「参加方法」を、よくお読みいただき、ご希望の方は「参加申し込みフォーム」より受付〆切日までに、必ず、お申し込み下さい。

今回も講演の終了後には懇親会がオンラインで開催されます。懇親会も希望される方は、各自、お食事等ご用意のうえ、ご参加ください。

オンラインで、お待ちしております。よろしくお願い申し上げます。

日時
2022年3月19日(土) 14:00~18:10 (懇親会|18:30~20:00)
対象
どなたでも
参加費
無料
場所
Zoomオンライン
参加申し込みフォーム
https://forms.gle/LGoMCNMTNSXTkLqr6
受付〆切
2022年3月15日(火)

プログラム

14:00 開会
14:05-15:20 一般講演(1)
石塚 正彦: 定点観察から見えた大型ヒョウモン類の興味深い知見
新津 修平・前田 大輔: 本州中部と北海道から初めて発見された日本未記録のミノガ科の一種
蓑原 茂: タカネヒカゲ撮影記
15:20-16:05 小中学生発表・表彰
青木 航太: シロオビアゲハとモンキアゲハの異種間雑種と遺伝子形態
仁地 悠人: ボクの住む町、東京都・世田谷区で見つけた貴重なチョウについて
16:05-16:20 休憩
16:20-17:10 一般講演(2)
大谷 理貴・坂牧 秀人: 学習院目白キャンパスにおける蝶・蛾類相
矢後勝也ほか: AIによる画像認識技術を用いたチョウ斑紋の地理的変異に関する定量的考察(予報)
17:10-18:10 招待講演
佐藤 宏明(奈良女子大学理学部)・甲山 哲生(東京大学大学院農学生命科学研究科): シカ-イラクサ-アカタテハの進化的相互作用
18:10 閉会
18:30-20:00 懇親会(Zoomオンライン)

参加方法

Zoomミーティングというオンライン会議ツール(インターネット)を利用します。参加申込フォームから登録された方へ3月17日(木)頃に視聴用ZoomURLが配信される予定です。当日は、その視聴用ZoomURLをクリックすると参加できます。

  • ※ 視聴するにはパソコン、スマートフォン、タブレット等の機材が必要となります(機材によっては事前にZoomアプリをダウンロードしておく必要があります)。
  • ※ 表示する「お名前」は、お申し込み時と同じ名前、所属部署を表示するよう設定をお願いします。
  • ※ マイクはミュート、カメラはオフに設定して下さい。質問等、必要に応じてオン・オフを切り替えていただきます。
  • ※ 無断での録音、録画、撮影(スクリーンショット含む)および、それらの転用やSNS等インターネット上への掲載は厳禁です。
  • ※ 申し込み登録後に本学会より配信された視聴用ZoomURL、ID、各種パスワードを第三者へ再配布することは控えて下さい。
企画・運営
日本鱗翅学会関東支部幹事会

お問い合わせ

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福田 晴男

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福田 晴男 (日本鱗翅学会関東支部長)

日本鱗翅学会

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鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。