ミノウスバ Pryeria sinica
(マダラガ科)

半透明の翅をもつ昼飛性のマダラガ。日本では北海道から九州まで分布し、マサキ、ツルウメモドキなどのニシキギ科を食樹とする。首都圏では晩秋11月頃に成虫が見られるが、寒冷地ほど早く出現する傾向にあるようで、青森県の山地では9月下旬に発生の盛期を迎える。

食樹のマサキが生垣として植栽されることから、市街地に多く生息する。多数の卵を並べて産み付ける習性があり、幼虫は群れて生活するため、植栽のマサキの葉を食べ尽くす害虫としても知られている。しかし、こと青森県においては市街地で発生した例が知られておらず、自然度の高い山林で偶然的に採集されるばかりの稀種である。市街地への進出程度に顕著な地域差が見られることは興味深い。

撮影データ: 2017年9月24日 青森県平川市
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

日本鱗翅学会学会賞および奨励賞について

2019年10月26日公開

日本鱗翅学会学会賞および奨励賞について

本学会では、2018年3月の評議員会にて日本鱗翅学会表彰規定を積極的に活用し、「学会賞」と「奨励賞」を制定することが決まりました。

「学会賞」は、研究成果の発表・出版等、鱗翅学の発展普及に資する業績、鱗翅類やそれにかかわる事柄に関する社会的関心の増進のための活動、会務に関する貢献等に優れた功績をあげた本会の正会員、名誉会員を対象とします。物故会員は対象としません。

「奨励賞」は、鱗翅学の分野において優れた研究をおこない、また鱗翅学の進歩に寄与できることが期待される40歳未満の本会の正会員とします。

本年3月の評議員会で、受賞候補者選考要項を定めましたので、各賞の推薦募集を行います。2019年11月末日を締切日とし、2020年の大会で授賞式等を予定しています。学会賞ならびに奨励賞候補者業績書及び推薦書は総務担当理事に請求してください。応募に際しては、受賞候補者選考要項を参考にしてください。

総務担当

〒980-0011

仙台市青葉区上杉 2-5-1-301

保坂 満

TEL:090-4669-1726
E-mail:himegifutefumiyagi.email.ne.jp

〒980-0815

仙台市青葉区花壇 4-40-12

菅原 淳

TEL:090-4555-9326
E-mail:lsj-touhokumbr.nifty.com

保坂 満・菅原 淳 (総務担当)

日本鱗翅学会

〒113-0001
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アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
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鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。