ニホンセセリモドキ Hyblaea fortissima
(セセリモドキガ科)

早春の山林で昼間に活動する変わり者のガ。日本(北海道~九州)と朝鮮半島に分布する。その色彩斑紋は名前の通りセセリチョウ、特にミヤマセセリとよく似ている。年1化で夏に羽化するが、新成虫はほとんど活動しないまま休眠して夏~冬をやり過ごし、翌春になってようやく活動を始める。セセリモドキの仲間は、ヤガ科などとはかなりの遠縁で、むしろイカリモンガやマドガなどに近縁とされる。

4月初旬、青森県の南西端に位置する深浦町まで足を伸ばした。ところどころに雪が残る中でフキノトウとキブシの花が咲き、路上ではシータテハが日光浴していた。その傍ら、日当たりの良い斜面に多数のニホンセセリモドキが集まっていた。その場で見られたニホンセセリモドキは全てオスで、後脚の毛束を広げて翅をV字に開く特有の姿勢でとまっていた。

撮影データ: 2016年4月2日 青森県深浦町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

下仁田ジオパーク学術奨励金

2019年4月 5日公開

下仁田ジオパークに関わる学術研究(自然科学・人文地理・観光・教育・地域振興などの分野)に対して、一件につき上限20万円(予算総額40万円)で学術奨励金を支給いたします。対象期間は当該年度の4月1日から3月20日までとし、実施者は報告書の提出と下仁田地区内で開催される調査結果の報告会で成果を発表していただきます。

応募〆切は4/25(木)です。詳しくは、下の案内及び募集要項をご参照下さい。

申し込み・お問い合わせ先

〒370-2611

群馬県甘楽郡下仁田町大字青倉 158-1

下仁田町教育委員会事務局
教育課
シーパーク推進係

TEL:0274-70-3070
E-mail:geoparktown.shimonita.lg.jp

藤井 伸二 (自然史学会連合事務局)

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。