ヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi
(アゲハチョウ科)

北国の春を代表するチョウ。日本では北海道と本州の寒冷地(東北地方、群馬県赤城山、中部地方)に分布する。早春の広葉樹林やスギ林で見られ、近縁種のギフチョウよりも飛翔は緩慢。幼虫はウスバサイシン類の葉を食べて育ち、夏のうちに蛹となるが、以降9~10ヶ月ほど休眠して翌春の羽化を待つ。

上述の通り幼虫の食草はウスバサイシン類であり、本種にとってカタクリは必須の存在ではない。しかし、ウスバサイシン類が生育する林床の開けた林には、しばしばカタクリが群生し、ちょうどその花が咲く頃にヒメギフチョウが出現する。カタクリの紫色とヒメギフチョウの黄色がなす鮮やかなコントラストは、愛好家の目を楽しませている。

撮影データ: 2015年4月19日 岩手県雫石町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

下仁田ジオパーク学術奨励金

2019年4月 5日公開

下仁田ジオパークに関わる学術研究(自然科学・人文地理・観光・教育・地域振興などの分野)に対して、一件につき上限20万円(予算総額40万円)で学術奨励金を支給いたします。対象期間は当該年度の4月1日から3月20日までとし、実施者は報告書の提出と下仁田地区内で開催される調査結果の報告会で成果を発表していただきます。

応募〆切は4/25(木)です。詳しくは、下の案内及び募集要項をご参照下さい。

申し込み・お問い合わせ先

〒370-2611

群馬県甘楽郡下仁田町大字青倉 158-1

下仁田町教育委員会事務局
教育課
シーパーク推進係

TEL:0274-70-3070
E-mail:geoparktown.shimonita.lg.jp

藤井 伸二 (自然史学会連合事務局)

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。