ニホンセセリモドキ Hyblaea fortissima
(セセリモドキガ科)

早春の山林で昼間に活動する変わり者のガ。日本(北海道~九州)と朝鮮半島に分布する。その色彩斑紋は名前の通りセセリチョウ、特にミヤマセセリとよく似ている。年1化で夏に羽化するが、新成虫はほとんど活動しないまま休眠して夏~冬をやり過ごし、翌春になってようやく活動を始める。セセリモドキの仲間は、ヤガ科などとはかなりの遠縁で、むしろイカリモンガやマドガなどに近縁とされる。

4月初旬、青森県の南西端に位置する深浦町まで足を伸ばした。ところどころに雪が残る中でフキノトウとキブシの花が咲き、路上ではシータテハが日光浴していた。その傍ら、日当たりの良い斜面に多数のニホンセセリモドキが集まっていた。その場で見られたニホンセセリモドキは全てオスで、後脚の毛束を広げて翅をV字に開く特有の姿勢でとまっていた。

撮影データ: 2016年4月2日 青森県深浦町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

2019年度日本鱗翅学会九州支部例会のご案内

2019年3月12日公開

今年度の日本鱗翅学会九州支部は、福岡市の九州大学伊都キャンパスで6月1日に例会を開催する運びとなりました。九州大学の新しいキャンパスで開催しますので、多くの方のご参加をお待ちしております。

大会日時:
2019年6月1日(土) 午後 (開始時間は発表数によって決定いたします)
大会会場:
九州大学伊都キャンパスウエストゾーン ウエスト5号館 (農学部)
 〒819-0395 福岡市西区元岡 744
 [大学周辺地図] [伊都キャンパスマップ: 農学部は28です]
参加費:
無料
懇親会会場:
未定
懇親会費:
未定

発表に関するお願い

口頭発表の講演時間は、1題につき15分(発表12分、質疑3分)です。発表は基本的に個人用のパソコンで行ってください。その際にアダプターなどの準備もお願いいたします。その他、会場には予備のパソコンも準備しておりますので、当日発表用ファイルをお持ちいただければ、対応可能です。

講演申し込み方法

口頭発表を希望される方は、4月30日(火)までに発表タイトル、発表者の名前と所属(複数の場合には発表者名の前に○を記入すること)を下記のアドレスにお送りください。また、お問い合わせも下記のメールアドレスにお願いします。

  • 送付先: yagi.sadahisagmail.com
  • 件名: 2019年度LSJ九州支部例会講演申込み
  • 本文: 以下の項目をご記入下さい。
     (1) 参加申込者氏名(所属)
     (2) 発表者名(所属)、演題

屋宜 禎央 (九州大学大学院)

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。