ヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi
(アゲハチョウ科)

北国の春を代表するチョウ。日本では北海道と本州の寒冷地(東北地方、群馬県赤城山、中部地方)に分布する。早春の広葉樹林やスギ林で見られ、近縁種のギフチョウよりも飛翔は緩慢。幼虫はウスバサイシン類の葉を食べて育ち、夏のうちに蛹となるが、以降9~10ヶ月ほど休眠して翌春の羽化を待つ。

上述の通り幼虫の食草はウスバサイシン類であり、本種にとってカタクリは必須の存在ではない。しかし、ウスバサイシン類が生育する林床の開けた林には、しばしばカタクリが群生し、ちょうどその花が咲く頃にヒメギフチョウが出現する。カタクリの紫色とヒメギフチョウの黄色がなす鮮やかなコントラストは、愛好家の目を楽しませている。

撮影データ: 2015年4月19日 岩手県雫石町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

2019年度日本鱗翅学会九州支部例会のご案内

2019年3月12日公開

今年度の日本鱗翅学会九州支部は、福岡市の九州大学伊都キャンパスで6月1日に例会を開催する運びとなりました。九州大学の新しいキャンパスで開催しますので、多くの方のご参加をお待ちしております。

大会日時:
2019年6月1日(土) 午後 (開始時間は発表数によって決定いたします)
大会会場:
九州大学伊都キャンパスウエストゾーン ウエスト5号館 (農学部)
 〒819-0395 福岡市西区元岡 744
 [大学周辺地図] [伊都キャンパスマップ: 農学部は28です]
参加費:
無料
懇親会会場:
未定
懇親会費:
未定

発表に関するお願い

口頭発表の講演時間は、1題につき15分(発表12分、質疑3分)です。発表は基本的に個人用のパソコンで行ってください。その際にアダプターなどの準備もお願いいたします。その他、会場には予備のパソコンも準備しておりますので、当日発表用ファイルをお持ちいただければ、対応可能です。

講演申し込み方法

口頭発表を希望される方は、4月30日(火)までに発表タイトル、発表者の名前と所属(複数の場合には発表者名の前に○を記入すること)を下記のアドレスにお送りください。また、お問い合わせも下記のメールアドレスにお願いします。

  • 送付先: yagi.sadahisagmail.com
  • 件名: 2019年度LSJ九州支部例会講演申込み
  • 本文: 以下の項目をご記入下さい。
     (1) 参加申込者氏名(所属)
     (2) 発表者名(所属)、演題

屋宜 禎央 (九州大学大学院)

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。