ベニスズメ Deilephila elpenor
(スズメガ科ホウジャク亜科)

5月も中旬を過ぎるとクヌギの樹液の出が活発になってくる。暗い林を歩いていると独特の匂いが漂ってきて「樹液廻りの季節がやってきたなあ...。」と嬉しくなる。夜の帳が降りる頃、まず最初にやってくるのがベニスズメだ。彼らは2時間程樹液にまとわりつき、そして消えていく。

ベニスズメは旧北区に広く分布している。日本に分布しているものは亜種lewisiiとされており図巻等でもそのように示されているが、亜種として分ける区別点は見いだせない。また、ベトナムからヒマラヤにかけてやや大型の亜種macromeraが分布している。

幼虫はツリフネソウ科やアカバナ科の草本で良く見られ、終齢幼虫は褐色だがまれに緑色のものもある。ベニスズメの英名は&dquot;Large elephant hawkmoth&dquot;で,これは幼虫の頭胸部が象の鼻に似ているからだという。まあそう見えなくもないが文化の違う人達の感覚はよくわからないものである。

撮影データ: 2010年5月24日 埼玉県桶川市
撮影・文章: 矢野 高広

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日本鱗翅学会

日本鱗翅学会九州支部平成30年度大会のお知らせ

2018年11月20日公開

日本鱗翅学会九州支部と九州・沖縄昆虫研究会(日本昆虫学会九州支部)の合同大会のプログラムが決まりましたのでご案内いたします。本大会は九州・沖縄昆虫研究会との合同大会であり、鹿児島大学害虫研セミナーとの共催となっております。

大会日時:
2018年12月1日(土)
一般講演 14:30~17:30
懇親会 18:00~20:00
大会会場:
鹿児島大学大学院連合農学研究科 3階大会議室
 鹿児島市郡元 1-21-24
 鹿大正門を入ってすぐ左
 [大学案内] [学内案内]
参加費:
無料
懇親会会場:
農・共同獣医学部共通棟 101講義室
懇親会費:
3,000円(一般) | 1,500円(学生)
※ 当日受付にて集金します

大会スケジュール

  • 12:30~ 受付開始
  • 13:00~13:30 九州・沖縄昆虫研究会総会および日本鱗翅学会九州支部総会
  • 13:30~14:15 特別講演1「(仮)昆虫の共生微生物とIPM(総合的病害虫管理)について」安達鉄矢先生(宮崎大学農学部)
  • 14:15~14:30 休憩1
  • 14:30~16:00 一般講演1(1~6)
  • 16:00~16:15 休憩2
  • 16:15~17:30 一般講演2(7~11)

  • [18:00~20:00 懇親会(農・共同獣医学部共通棟 101講義室)]

プログラム(鱗翅目関係のみ掲載)

14:30~14:45
1. ヤミイロカニグモによるチャハマキの捕食行動について
古川 あずさ1・坂巻 祥孝1・津田 勝男1・鹿子木 聡2 (1鹿大院農・害虫 2鹿農総セ茶業部)
15:00~15:15
3. 塩生植物を寄主とするシャクガ科の一種の分類および生態
吉田 慧1・手塚 絢美1・安達 修平2・徳田 誠1 (1佐賀大・農 2九州沖縄農研)
16:30~16:45
8. ムラサキツバメ幼虫の発音が他個体に及ぼす影響
上神 梓・望岡 佑佳里・岸田 竜・徳田 誠 (佐賀大・農)
16:45~17:00
9. 九州産Promalactis属(Lepidoptera: Oecophoridae)の分類学的研究
外村 俊輔1・広渡 俊哉2 (1九大・農 2九大院・農)
17:15~17:30
11. 奄美大島のフタオチョウについて
二町 一成・福田 晴夫 (鹿児島昆虫同好会)

お問い合わせ

〒890-0065

鹿児島市郡元 1-21-24

鹿児島大学農学部害虫学研究室

坂巻 祥孝

E-mail:ysakaagri.kagoshima-u.ac.jp
TEL/FAX:099-285-8684

屋宜 禎央 (九州大学大学院)

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。