ヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi
(アゲハチョウ科)

北国の春を代表するチョウ。日本では北海道と本州の寒冷地(東北地方、群馬県赤城山、中部地方)に分布する。早春の広葉樹林やスギ林で見られ、近縁種のギフチョウよりも飛翔は緩慢。幼虫はウスバサイシン類の葉を食べて育ち、夏のうちに蛹となるが、以降9~10ヶ月ほど休眠して翌春の羽化を待つ。

上述の通り幼虫の食草はウスバサイシン類であり、本種にとってカタクリは必須の存在ではない。しかし、ウスバサイシン類が生育する林床の開けた林には、しばしばカタクリが群生し、ちょうどその花が咲く頃にヒメギフチョウが出現する。カタクリの紫色とヒメギフチョウの黄色がなす鮮やかなコントラストは、愛好家の目を楽しませている。

撮影データ: 2015年4月19日 岩手県雫石町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

関東支部 2018「秋のつどい」

2018年9月19日公開

関東支部主催「秋のつどい」を下記の要領で開催いたします。ふるってご参加下さい。

日時
2018年10月6日(土) 13:00~17:15
場所
東京大学本郷キャンパス 理学部2号館4F大講堂
(東京都文京区本郷 7-3-1 | TEL: 03-3812-2111[大学事務局])
理学部2号館
周辺地図
参加費
1,000円 (会場費・講演要旨代を含む/学生無料)
懇親会
18:00~20:00
ユーティー・カフェ・ベルトレ・ルージュ (東大本郷キャンパス内)
会費5,000円 (大学生3,000円、高校生以下1,000円)

プログラム

一般講演(1)
加藤 義臣・吉田 昭広・高橋 啓暢: オオスカシバの鱗粉脱落
新津 修平・杉本 貴史・五島 正幸・上遠 岳彦: フチグロトゲエダシャクの雌特異的な翅退縮に関わる分子基盤の解明に向けて
小田 康弘: キタテハ,アカタテハなどの雌雄差について
石塚 正彦: 平地における大型ヒョウモンの夏眠について
休憩
一般講演(2)
黒田 亜富: ミスジチョウ(Neptis philyra)幼虫の吐糸行動について
真田 豊誠: 神奈川,東京のウラミスジシジミの新産地と分布について
佐々木 幹夫: コウトウキシタアゲハの幻光を求めて--台湾・蘭嶼島撮影行--
招待講演
横地 隆: 東南アジアに分布するTanaecia属(タテハチョウ科)に関するいくつかの事柄
企画・運営
日本鱗翅学会関東支部幹事会

お問い合わせ

〒368-0035

埼玉県秩父市上町 1-1-17

石塚 正彦

E-mail:fd32ptbma.biglobe.ne.jp

関東支部における「春」と「秋」のつどい、等の葉書での案内をe-mailへ切り替えることにつきまして、ご協力頂ける方はアドレスを小沢(e-mail: uts2_ozawayahoo.co.jp)までお知らせ下さい。

石塚 正彦 (日本鱗翅学会関東支部幹事会)

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。