ニホンセセリモドキ Hyblaea fortissima
(セセリモドキガ科)

早春の山林で昼間に活動する変わり者のガ。日本(北海道~九州)と朝鮮半島に分布する。その色彩斑紋は名前の通りセセリチョウ、特にミヤマセセリとよく似ている。年1化で夏に羽化するが、新成虫はほとんど活動しないまま休眠して夏~冬をやり過ごし、翌春になってようやく活動を始める。セセリモドキの仲間は、ヤガ科などとはかなりの遠縁で、むしろイカリモンガやマドガなどに近縁とされる。

4月初旬、青森県の南西端に位置する深浦町まで足を伸ばした。ところどころに雪が残る中でフキノトウとキブシの花が咲き、路上ではシータテハが日光浴していた。その傍ら、日当たりの良い斜面に多数のニホンセセリモドキが集まっていた。その場で見られたニホンセセリモドキは全てオスで、後脚の毛束を広げて翅をV字に開く特有の姿勢でとまっていた。

撮影データ: 2016年4月2日 青森県深浦町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

日本鱗翅学会第65回大会(松本)での発表申込み受付の延長について

2018年8月 2日公開

やどりがの発行遅延のため、7月末日に締め切りとしておりました65回大会での発表申込みの受付を、8月20日(月)まで延長いたします。一般発表、ポスター発表、標本発表(やどりがに見本を掲載)、小集会へのエントリーをお待ちしております。

なお、講演要旨の提出については予定通り、8月末日締め切りとなりますので、お気を付けください。

申込み・要旨送付先

〒395-0034

長野県飯田市追手町 2-655-7
飯田市美術博物館

日本鱗翅学会第65回大会事務局

四方 圭一郎

TEL:0265-22-8118
FAX:0265-22-5252
E-mail:lsj65matsumotogmail.com

四方 圭一郎 (第65回大会事務局)

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鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。