ヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi
(アゲハチョウ科)

北国の春を代表するチョウ。日本では北海道と本州の寒冷地(東北地方、群馬県赤城山、中部地方)に分布する。早春の広葉樹林やスギ林で見られ、近縁種のギフチョウよりも飛翔は緩慢。幼虫はウスバサイシン類の葉を食べて育ち、夏のうちに蛹となるが、以降9~10ヶ月ほど休眠して翌春の羽化を待つ。

上述の通り幼虫の食草はウスバサイシン類であり、本種にとってカタクリは必須の存在ではない。しかし、ウスバサイシン類が生育する林床の開けた林には、しばしばカタクリが群生し、ちょうどその花が咲く頃にヒメギフチョウが出現する。カタクリの紫色とヒメギフチョウの黄色がなす鮮やかなコントラストは、愛好家の目を楽しませている。

撮影データ: 2015年4月19日 岩手県雫石町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

日本鱗翅学会第65回大会(松本)での発表申込み受付の延長について

2018年8月 2日公開

やどりがの発行遅延のため、7月末日に締め切りとしておりました65回大会での発表申込みの受付を、8月20日(月)まで延長いたします。一般発表、ポスター発表、標本発表(やどりがに見本を掲載)、小集会へのエントリーをお待ちしております。

なお、講演要旨の提出については予定通り、8月末日締め切りとなりますので、お気を付けください。

申込み・要旨送付先

〒395-0034

長野県飯田市追手町 2-655-7
飯田市美術博物館

日本鱗翅学会第65回大会事務局

四方 圭一郎

TEL:0265-22-8118
FAX:0265-22-5252
E-mail:lsj65matsumotogmail.com

四方 圭一郎 (第65回大会事務局)

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鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。