スギタニルリシジミ Celastrina sugitanii
(シジミチョウ科)

春の野山を代表的するチョウのひとつ。国内分布は北海道~九州。ルリシジミに似るが、年1度春だけに出現し、生息環境は落葉広葉樹林にほぼ限られる(一方、ルリシジミは春から秋まで見られ、公園や農地などの身近な環境にもよく生息している)。トチノキなどの花蕾に産卵し、幼虫はそれを食べて育つ。越冬態は蛹。

成虫は主に樹冠近くの高所で活動するものの、午前中には日当たりの良い林床に下りて日光浴する。そして気温が高くなると、オスは湿った地面に集まって吸水する。

花での吸蜜行動も時おり観察されるが、写真は日光浴中の個体が偶然カタクリの花弁にとまった場面を撮影したもの。この日は気持ちの良い晴天で気温が高く、羽化後間もないスギタニルリシジミが数多く姿を現した。その傍らで飛び古したヒメギフチョウも見られた。

撮影データ: 2015年4月12日 青森県青森市
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

日本鱗翅学会東海支部 2018年第167回例会のご案内

2018年2月26日公開

東海支部の「2018年第167回例会」を下記の要領で開催いたします。会員外の皆様も参加もできますので、お誘い合わせの上ご参加いただければ幸いです。

※ 三重昆虫談話会との合同開催です。

開催要領

日時
2018年3月4日(土) 13:30~17:00
会場
三重県立博物館 [MieMu: みえむ]
(三重県津市一身田上津部田 3060 | 三重県総合文化センター向かい)
三重県立博物館へのアクセス (三重県立博物館ウェブサイト)
参加費
無料

プログラム

一般講演 14:50~16:50
1) 秋田 勝己
 ゴミムシダマシの魅力
2) 長屋 林太郎
 三重県総合博物館ミュージアムフィールドにおけるスズメバチ類の季節消長について
3) 辻 尚道
 三重県のゾウムシ相: 僕がゾウムシ屋になったワケ
4) 多賀 敏正
 ジャコウアゲハ宮古島亜種の季節型について

※ 例会終了後、懇親会の開催を予定しています。奮ってご参加下さい。

日本鱗翅学会東海支部事務局

〒470-0202

愛知県みよし市三好丘 5-1-11
野村三好ヶ丘ヒルズ 5-406

江田 信豊

TEL:090-1097-5594

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。