スギタニルリシジミ Celastrina sugitanii
(シジミチョウ科)

春の野山を代表的するチョウのひとつ。国内分布は北海道~九州。ルリシジミに似るが、年1度春だけに出現し、生息環境は落葉広葉樹林にほぼ限られる(一方、ルリシジミは春から秋まで見られ、公園や農地などの身近な環境にもよく生息している)。トチノキなどの花蕾に産卵し、幼虫はそれを食べて育つ。越冬態は蛹。

成虫は主に樹冠近くの高所で活動するものの、午前中には日当たりの良い林床に下りて日光浴する。そして気温が高くなると、オスは湿った地面に集まって吸水する。

花での吸蜜行動も時おり観察されるが、写真は日光浴中の個体が偶然カタクリの花弁にとまった場面を撮影したもの。この日は気持ちの良い晴天で気温が高く、羽化後間もないスギタニルリシジミが数多く姿を現した。その傍らで飛び古したヒメギフチョウも見られた。

撮影データ: 2015年4月12日 青森県青森市
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

九州支部平成29年度大会のお知らせ(九州・沖縄昆虫研究会と共催)

2017年11月30日公開

直前になりましたが、日本鱗翅学会九州支部と九州・沖縄昆虫研究会(日本昆虫学会九州支部)の合同大会のプログラムが決まりましたのでご案内いたします。当日参加も可能ですので、お誘い合わせの上ご参加ください。

開催要領

日時
2017年12月2日(土) 13:00~18:00
会場
大分大学 旦野原キャンパス 第一大講義室
(JR大分大学前駅より徒歩10分)
大分大学キャンパスマップ
参加費
無料

プログラム(鱗翅学会関係のみ抜粋)

14:15~14:30
辻 千香子・屋宜 禎央・Khine Mon Mon Kyaw・広渡 俊哉 (九大・農・昆虫)
 九州大学伊都キャンパスにおける潜葉性小蛾類の相調査
14:30~14:45
Khine Mon Mon Kyaw・Sadahisa Yagi・Toshiya Hirowatari (Entomological Laboratory, Kyushu University)
 Taxonomic revision of the genus Cnaphostola Meyrick, 1918 (Lepidoptera, Gelechiidae) in Japan
14:45~15:00
玉嶋 勝範・酒井 彰 (大分昆虫同好会)
 大分県におけるシータテハの季節型決定要因

全体のプログラムやアクセス等の詳細については、九州・沖縄昆虫研究会のウェブサイトをご覧ください。

タイムテーブル

12:00~
受付開始
13:00~13:05
開会の辞
13:05~13:30
九州・沖縄昆虫研究会および日本鱗翅学会九州支部総会
13:30~16:50
一般講演 (口頭発表&ポスター発表)
17:10~18:00
特別講演 (三宅 武/大分昆虫同好会)
18:00
閉会の辞
18:20~
懇親会 (B-Forêt ビ・フォーレ)
懇親会費: 一般5,000円,学生3,000円

申込・お問い合わせ

〒812-8581

福岡市東区箱崎 6-10-1

九州大学農学部昆虫学教室

広渡 俊哉・屋宜 禎央

E-mail:hirowat_tagr.kyushu-u.ac.jp | yagi.sadahisagmail.com

広渡 俊哉・屋宜 禎央

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。