ヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi
(アゲハチョウ科)

北国の春を代表するチョウ。日本では北海道と本州の寒冷地(東北地方、群馬県赤城山、中部地方)に分布する。早春の広葉樹林やスギ林で見られ、近縁種のギフチョウよりも飛翔は緩慢。幼虫はウスバサイシン類の葉を食べて育ち、夏のうちに蛹となるが、以降9~10ヶ月ほど休眠して翌春の羽化を待つ。

上述の通り幼虫の食草はウスバサイシン類であり、本種にとってカタクリは必須の存在ではない。しかし、ウスバサイシン類が生育する林床の開けた林には、しばしばカタクリが群生し、ちょうどその花が咲く頃にヒメギフチョウが出現する。カタクリの紫色とヒメギフチョウの黄色がなす鮮やかなコントラストは、愛好家の目を楽しませている。

撮影データ: 2015年4月19日 岩手県雫石町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

日本鱗翅学会東海支部 2017年総会及び第166回例会のご案内

2017年11月16日公開

東海支部の「2017年総会及び第166回例会」を下記の要領で開催いたします。会員外の皆様も参加もできますので、お誘い合わせの上ご参加いただければ幸いです。

開催要領

日時
2017年12月2日(土) 13:00~17:00
会場
名城大学 共通講義棟北館 N-104講義室
(名古屋市天白区塩釜口 1-501 | 名古屋地下鉄鶴舞線塩釜口1番出口徒歩5分)
名城大学へのアクセス (名城大学ウェブサイト)
参加費
500円

プログラム

特別講演 13:40~14:40
高橋 昭
 「原色日本蝶類生態図鑑」全4巻作成の頃
一般講演 14:50~16:50
多賀 敏正
 ジャコウアゲハ宮古島亜種の季節的変異について
河本 実
 三重県の蝶について
杉坂 美典
 台湾産の珍蝶10種の発生状況について
服部 和之
 海外蝶採集紀行 ラオス南北 ボーロベン高原とムアンゴイ
中西 元男
 三重県のウラナミアカシジミ紀伊半島“亜種”

※ 例会終了後、懇親会の開催を予定しています。奮ってご参加下さい。

日本鱗翅学会東海支部事務局

〒489-0863

愛知県瀬戸市せいれい町 27

南山大学 総合政策学部

江田 信豊

TEL:0561-89-2000
FAX:0561-89-2099

日本鱗翅学会

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※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。