ヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi
(アゲハチョウ科)

北国の春を代表するチョウ。日本では北海道と本州の寒冷地(東北地方、群馬県赤城山、中部地方)に分布する。早春の広葉樹林やスギ林で見られ、近縁種のギフチョウよりも飛翔は緩慢。幼虫はウスバサイシン類の葉を食べて育ち、夏のうちに蛹となるが、以降9~10ヶ月ほど休眠して翌春の羽化を待つ。

上述の通り幼虫の食草はウスバサイシン類であり、本種にとってカタクリは必須の存在ではない。しかし、ウスバサイシン類が生育する林床の開けた林には、しばしばカタクリが群生し、ちょうどその花が咲く頃にヒメギフチョウが出現する。カタクリの紫色とヒメギフチョウの黄色がなす鮮やかなコントラストは、愛好家の目を楽しませている。

撮影データ: 2015年4月19日 岩手県雫石町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

関東支部主催「秋のつどい」(2017年)

2017年7月26日公開

関東支部主催「秋のつどい」を下記の要領で開催いたします。つきましては、蝶や蛾に関する興味深い話題を募集しますので、ご応募の程、宜しくお願い致します。皆様、どうぞお気軽にご参加下さい。会員でなくても参加可能ですので、ご興味のある方にも声をかけて下さい。

なお、今回より開催場所が東京大学本郷キャンパス理学部講堂へ変更になりましたので、お間違いないようお願いします。

日時
2017年10月14日(土)午後1時から5時(懇親会:6時から8時)
場所
東京大学本郷キャンパス 理学部2号館4F大講堂
(東京都文京区本郷 7-3-1)
理学部2号館
周辺地図
参加費
1,000円 (会場費・講演要旨代を含む/高校生以下無料)
懇親会
会費4,000円 (大学生3,000円、高校生以下1,000円)
東京大学本郷キャンパス内の山上会館
講演持ち時間
20分厳守
使用可能機材
液晶プロジェクター、ノートパソコン(windows10/office2013対応)

講演データは事前に提出いただくか、当日ご自分のパソコンでの持ち込みにするのか、選択してください。事前提出の場合は、下記担当者宛てにCD、DVD、USBメモリー、SDカードなどの記録媒体で送付いただくか、無料の宅ふぁいる便、MicrosoftのOneDrive等のweb上からの送付でも結構です。また、要旨集を作成しますので、講演が決定した場合は、講演要旨の提出をお願いします。

講演ご希望の方は、ハガキまたは e-mail でお願いします。 住所・氏名・講演タイトル・講演者連絡先を明記して、下記までお申し込みください。 なお、締め切りは2017年8月15日とさせていただきます。 また、講演希望者多数の場合、講演の採否については幹事会に一任させていただきます。

プログラム

            

一般講演①

加藤義臣

:解剖実験よりみたカトカラの生殖戦略

庄 海玲ほか

:Molecular phylogeography of Sibataniozephyrus (Lycaenidae: Theclini)

伊藤勇人ほか

:海外産オオルリシジミの分布と生息環境

小田康弘

:セセリチョウの触角形状について 

小学生発表

池田奈那子

:いつでも一緒いももちゃん Part 2

池田博子

:オオムラサキが舞う家

     <休憩>

一般講演②

真田豊誠・次田 章

:ウラギンヒョウモンに関する報告1
神奈川県および隣接地のウラギンヒョウモンの探索と分布

次田 章・真田豊誠

:ウラギンヒョウモンに関する報告2
関東南部のウラギンヒョウモン2種の分布について

川上洋一

:有名採集地を作った?戦後の農業革命

福田晴男

:私のホシミスジ学 ~秘話&こぼれ話を入れて~

企画・運営
日本鱗翅学会関東支部幹事会
担当評議員
石塚 正彦、長畑 直和、美ノ谷 憲久、新津 修平、浅香 克彦、稲岡 茂、久保田 瑛子、小沢 英之、坂本 佳子
幹事
橋本 定雄、小田 康弘、原田 一志、勝山 礼一朗、川田 智子、渡辺 美佳
顧問
宇野 彰、北川 朝生、長谷川 大、福田 晴男、矢野 高広

お問い合わせ

〒368-0035

埼玉県秩父市上町 1-1-17

石塚 正彦

E-mail:fd32ptbma.biglobe.ne.jp

既に多数の方にご協力いただいておりますが、関東支部における「春」と「秋」の集い、等の葉書での案内をe-mailへ切り替えることにつきまして、ご協力頂ける方はアドレスを小沢(e-mail: uts2_ozawayahoo.co.jp)までお知らせ下さい。

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。