ヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi
(アゲハチョウ科)

北国の春を代表するチョウ。日本では北海道と本州の寒冷地(東北地方、群馬県赤城山、中部地方)に分布する。早春の広葉樹林やスギ林で見られ、近縁種のギフチョウよりも飛翔は緩慢。幼虫はウスバサイシン類の葉を食べて育ち、夏のうちに蛹となるが、以降9~10ヶ月ほど休眠して翌春の羽化を待つ。

上述の通り幼虫の食草はウスバサイシン類であり、本種にとってカタクリは必須の存在ではない。しかし、ウスバサイシン類が生育する林床の開けた林には、しばしばカタクリが群生し、ちょうどその花が咲く頃にヒメギフチョウが出現する。カタクリの紫色とヒメギフチョウの黄色がなす鮮やかなコントラストは、愛好家の目を楽しませている。

撮影データ: 2015年4月19日 岩手県雫石町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

2016年のイベント予定

2016年1月 1日公開

2016年度の大会、支部例会及び各種イベントの予定を公開します。奮ってご参加下さい。

学会大会

第63回湘南大会
日時: 2016年10月22日(土)・23日(日)
会場: 日本大学湘南キャンパス (神奈川県藤沢市)

東北支部

第4回支部例会
日時: 2016年5月21日(土)
会場: 東北大学雨宮キャンパス (宮城県仙台市)

関東支部

関東支部「春のつどい」(2016)
日時: 2016年3月19日(土)
会場: モンベルクラブ渋谷店5階サロン (東京都渋谷区)

関東支部が第63回大会を担当するため「秋のつどい」はありません

信越支部

ヒサマツミドリシジミ調査会(松本むしの会と共催)
日時: 2016年6月25日(土)
高ボッチ高原の草原性蛾類調査会(松本むしの会と共催)
日時: 2016年7月2日(土)

近畿支部

第152回支部例会
日時: 2016年1月10日(日)
会場: I-siteなんば (大阪市浪速区)
※ 日本昆虫学会近畿支部と共催
第153回近畿支部例会
日時: 2016年5月8日(日) 14時~
会場: 大阪府立大学なんばセンター(I-siteなんば)
三草山トラストのゼフィルス調査
日時: 2016年6月18日(土) 予備日19日(日)(予定)
場所: 大阪府豊能郡能勢町三草山
アサギマダラマーキング調査
日時: 2016年8月6日(土) 予備日7日(日)(予定)
会場: 滋賀県大津市打見山(びわ湖バレイ)
第154回支部例会
日時: 2016年12月17日(土)
会場: 大阪市立自然史博物館
※ 日本昆虫学会近畿支部と共催

中国支部

第18回中国支部例会
日時: 2016年11月12日(土)
会場: 地方職員共済組合湯田保養所 翠山荘 (山口市湯田温泉)

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。