ヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi
(アゲハチョウ科)

北国の春を代表するチョウ。日本では北海道と本州の寒冷地(東北地方、群馬県赤城山、中部地方)に分布する。早春の広葉樹林やスギ林で見られ、近縁種のギフチョウよりも飛翔は緩慢。幼虫はウスバサイシン類の葉を食べて育ち、夏のうちに蛹となるが、以降9~10ヶ月ほど休眠して翌春の羽化を待つ。

上述の通り幼虫の食草はウスバサイシン類であり、本種にとってカタクリは必須の存在ではない。しかし、ウスバサイシン類が生育する林床の開けた林には、しばしばカタクリが群生し、ちょうどその花が咲く頃にヒメギフチョウが出現する。カタクリの紫色とヒメギフチョウの黄色がなす鮮やかなコントラストは、愛好家の目を楽しませている。

撮影データ: 2015年4月19日 岩手県雫石町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

東海支部:第156回例会案内

2014年7月 1日公開

※終了しました。

静岡昆虫同好会との「夏期合同調査会」を行ないます。

夏期合同調査会

1.日程・場所
2014年8月23日(土)から24日(日)
静岡市葵区梅ヶ島「大野木荘」
電話:054-269-2224
新東名高速『新静岡インター』から梅ヶ島方面に30㎞、40分。 孫佐島バス停先コンヤ沢テニスコート右折。
翌日8月24日(日)は安倍峠でアサギマダラその他温帯性昆虫の観察・採集を基本に予定しています。
2.集合
23日(土)17時までにお願いします。
3.会費
10,000円 一泊二食付
4.申込み
〒420-0914 静岡県静岡市葵区西瀬名町21-54 清邦彦まで
e-mail:seki@yk.commufa.jp
電話:054-261-3323
8月10日までにご連絡ください。

事務局

日本鱗翅学会東海支部事務局
〒489-0863 愛知県瀬戸市せいれい町27
南山大学 総合政策学部 江田信豊
TEL:0561-89-2000
FAX:0561-89-2039
e-mail:koda@nanzan-u.ac.jp

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
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※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。