ニホンセセリモドキ Hyblaea fortissima
(セセリモドキガ科)

早春の山林で昼間に活動する変わり者のガ。日本(北海道~九州)と朝鮮半島に分布する。その色彩斑紋は名前の通りセセリチョウ、特にミヤマセセリとよく似ている。年1化で夏に羽化するが、新成虫はほとんど活動しないまま休眠して夏~冬をやり過ごし、翌春になってようやく活動を始める。セセリモドキの仲間は、ヤガ科などとはかなりの遠縁で、むしろイカリモンガやマドガなどに近縁とされる。

4月初旬、青森県の南西端に位置する深浦町まで足を伸ばした。ところどころに雪が残る中でフキノトウとキブシの花が咲き、路上ではシータテハが日光浴していた。その傍ら、日当たりの良い斜面に多数のニホンセセリモドキが集まっていた。その場で見られたニホンセセリモドキは全てオスで、後脚の毛束を広げて翅をV字に開く特有の姿勢でとまっていた。

撮影データ: 2016年4月2日 青森県深浦町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

近畿支部 2014年度アサギマダラマーキング調査会のご案内

2014年6月10日公開

※終了しました。

恒例の8月のアサギマダラ調査会を以下のように予定しておりますので、ぜひご参加ください。参加される方は、メール等でご連絡いただけると幸いです。会員以外の方のご参加も歓迎します。

日時
2014年8月2日(土)(予備日8月3日(日))
場所
滋賀県大津市(旧志賀町)びわ湖バレイ
集合
午前9時30分びわ湖バレイ ロープウェイ乗り場
持物
捕虫網、油性フェルト(マジック)ペン(黒、細書き)、プラスチック定規(短いもの)、筆記用具、弁当、飲み物、雨具、その他野外調査に必要と思われるもの。
注意
当日の滋賀県北部の降水確率が50%以上の場合は中止。
問合せ先
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
大阪市立自然史博物館昆虫研究室 金沢 至
TEL:06-6697-6221(博物館)
FAX:06-6697-6225(代)
e-mail:kana@mus-nh.city.osaka.jp

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鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。