スギタニルリシジミ Celastrina sugitanii
(シジミチョウ科)

春の野山を代表的するチョウのひとつ。国内分布は北海道~九州。ルリシジミに似るが、年1度春だけに出現し、生息環境は落葉広葉樹林にほぼ限られる(一方、ルリシジミは春から秋まで見られ、公園や農地などの身近な環境にもよく生息している)。トチノキなどの花蕾に産卵し、幼虫はそれを食べて育つ。越冬態は蛹。

成虫は主に樹冠近くの高所で活動するものの、午前中には日当たりの良い林床に下りて日光浴する。そして気温が高くなると、オスは湿った地面に集まって吸水する。

花での吸蜜行動も時おり観察されるが、写真は日光浴中の個体が偶然カタクリの花弁にとまった場面を撮影したもの。この日は気持ちの良い晴天で気温が高く、羽化後間もないスギタニルリシジミが数多く姿を現した。その傍らで飛び古したヒメギフチョウも見られた。

撮影データ: 2015年4月12日 青森県青森市
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

日本学術会議公開シンポジウム「昆虫における刺激の受容とその反応」開催のお知らせ

2014年4月18日公開

※終了しました。

日本鱗翅学会も加盟している昆虫科学連合が主催する公開シンポジウムのご案内です。期日は以下の通りです。当日は昆虫の刺激と反応に関する第一人者による最先端の研究話題をお話ししていただけるはずです。興味のある方は奮ってご参加下さい。

「日本学術会議公開シンポジウム 昆虫における刺激の受容とその反応」

日時
2014年7月26日(土)13:00~16:55
場所
日本学術会議講堂
講演
下記のシンポジウム案内をご覧下さい。
備考
参加無料
問い合わせ先
日本昆虫科学連合事務局
森 直樹(京大院農・応用生命)
TEL 075-753-6307
e-mail:mokurin@kais.kyoto-u.ac.jp

シンポジウム案内(PDF)

(文責:学術会議担当 岩野秀俊)

日本鱗翅学会

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アクア白山ビル5F
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※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。