ヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi
(アゲハチョウ科)

北国の春を代表するチョウ。日本では北海道と本州の寒冷地(東北地方、群馬県赤城山、中部地方)に分布する。早春の広葉樹林やスギ林で見られ、近縁種のギフチョウよりも飛翔は緩慢。幼虫はウスバサイシン類の葉を食べて育ち、夏のうちに蛹となるが、以降9~10ヶ月ほど休眠して翌春の羽化を待つ。

上述の通り幼虫の食草はウスバサイシン類であり、本種にとってカタクリは必須の存在ではない。しかし、ウスバサイシン類が生育する林床の開けた林には、しばしばカタクリが群生し、ちょうどその花が咲く頃にヒメギフチョウが出現する。カタクリの紫色とヒメギフチョウの黄色がなす鮮やかなコントラストは、愛好家の目を楽しませている。

撮影データ: 2015年4月19日 岩手県雫石町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

東海支部:第155回例会案内(三重昆虫談話会と共催)

2014年2月 6日公開

※終了しました。

東海支部の「第155回例会」を下記の要領で開催いたします。会員外の皆様も参加もできるので、お誘い合わせの上ご参加いただければ幸いです。

日時・場所・参加費等

日時
2014年3月2日(日)13:30~17:00
場所
三重教育文化会館 3階第5会議室
三重県津市桜橋2-142 TEL 059-228-1122
参加費
無料

プログラム

一般講演
乙部 宏・秋田勝己:津市のカワラハンミョウ保全活動II
篠木善重:櫛田川中流域の珍しい双翅目
間野隆裕:日本の野外で初めて繁殖したムシャクロツバメシジミ その現状と今後(中間報告)
多賀敏正:三重県のウラゴマダラシジミの分布と変異~マクロなエリアのクライン現象

※当日、懇親会を午後5時30分から津駅近くの「大観亭」で行います。

連絡先

事務局
日本鱗翅学会 東海支部事務局
〒489-0863 愛知県瀬戸市せいれい町27
南山大学 総合政策学部 江田信豊
FAX:0561-89-2039
e-mail:koda@nanzan-u.ac.jp

現在メールでのご案内に随時切り替えております。 メール利用の方は上記事務局にメールアドレスをお教え下さい。

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。