ヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi
(アゲハチョウ科)

北国の春を代表するチョウ。日本では北海道と本州の寒冷地(東北地方、群馬県赤城山、中部地方)に分布する。早春の広葉樹林やスギ林で見られ、近縁種のギフチョウよりも飛翔は緩慢。幼虫はウスバサイシン類の葉を食べて育ち、夏のうちに蛹となるが、以降9~10ヶ月ほど休眠して翌春の羽化を待つ。

上述の通り幼虫の食草はウスバサイシン類であり、本種にとってカタクリは必須の存在ではない。しかし、ウスバサイシン類が生育する林床の開けた林には、しばしばカタクリが群生し、ちょうどその花が咲く頃にヒメギフチョウが出現する。カタクリの紫色とヒメギフチョウの黄色がなす鮮やかなコントラストは、愛好家の目を楽しませている。

撮影データ: 2015年4月19日 岩手県雫石町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

東北支部設立準備委員会議報告

2012年5月27日公開

2012年5月12日に仙台において「東北支部設立準備委員会議」を開催しました。

オブザーバーを含めて11名が集まり、支部開催を話し合い、11月17日土曜日に仙台で設立総会を開催することを決定いたしました。

参加者:
青森: 工藤 忠・市田 忠夫
岩手: 砂田 比左男
秋田: 成田 正弘
福島: 齋藤 忠雄・永田 斉寿
宮城: 阿部 剛・亀井 昭伍・保坂 満・菅原 淳
オブザーバー: カメイ美術館館長代行 片倉 義和

東北支部設立総会

開催日
2012年11月17日(土)
 受付開始: 午後1時から
 総会開始: 午後2時から
開催場所
宮城県仙台市青葉区堤通雨宮町 1-1
東北大学農学部 雨宮キャンパス
 設立総会会場: 第1講義室
 懇親会場: 厚生会館
問い合わせ先
日本鱗翅学会東北支部
設立準備事務局 菅原 淳
E-mail: yabukoginifty.com

菅原 淳 (東北支部設立準備事務局)

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。