ヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi
(アゲハチョウ科)

北国の春を代表するチョウ。日本では北海道と本州の寒冷地(東北地方、群馬県赤城山、中部地方)に分布する。早春の広葉樹林やスギ林で見られ、近縁種のギフチョウよりも飛翔は緩慢。幼虫はウスバサイシン類の葉を食べて育ち、夏のうちに蛹となるが、以降9~10ヶ月ほど休眠して翌春の羽化を待つ。

上述の通り幼虫の食草はウスバサイシン類であり、本種にとってカタクリは必須の存在ではない。しかし、ウスバサイシン類が生育する林床の開けた林には、しばしばカタクリが群生し、ちょうどその花が咲く頃にヒメギフチョウが出現する。カタクリの紫色とヒメギフチョウの黄色がなす鮮やかなコントラストは、愛好家の目を楽しませている。

撮影データ: 2015年4月19日 岩手県雫石町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

東日本大震災の被災会員支援

2011年8月 7日公開

東日本大震災で被災された会員の皆様および関係者の皆様にお見舞い申し上げます。

北海道大会の時行われた理事会・評議員会において、被災された本会会員に対する支援が決定しました。

<理事会・評議員会資料> 2011.7.29より

東日本大震災の被災会員支援

日本鱗翅学会は、下記により2011年3月の東日本大震災およびその後の東電福島第一原発事故による被災会員に対する支援を行う。

  • 1. 本会の正会員に対して、本人からの被災の申し出により、直近の年会費(2011年度が既納の場合は2012年度)の全額を免除する。
  • 2. 財源は、学会基金より支出する(免除会費分の金額を一般会計に組み入れる)。事務は総務担当理事が行う。
  • 3. 被災会員は、メールやハガキ等に「会員番号」「氏名」「登録住所」「連絡先住所」「被災状況の概要」を記入して、下記総務担当理事宛に10月末日までに免除申請を行う。
  • 4. 理事会で免除の可否を判断する。

申請先

〒158-0097

東京都世田谷区用賀 2-32-1

株式会社パスコ
コンサルタント事業部
環境技術部 環境調査一課

石川 和宏(総務担当理事)

TEL:03-3709-7833
FAX:03-3709-9912
E-mail:kaawza9952pasco.co.jp

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。