ヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi
(アゲハチョウ科)

北国の春を代表するチョウ。日本では北海道と本州の寒冷地(東北地方、群馬県赤城山、中部地方)に分布する。早春の広葉樹林やスギ林で見られ、近縁種のギフチョウよりも飛翔は緩慢。幼虫はウスバサイシン類の葉を食べて育ち、夏のうちに蛹となるが、以降9~10ヶ月ほど休眠して翌春の羽化を待つ。

上述の通り幼虫の食草はウスバサイシン類であり、本種にとってカタクリは必須の存在ではない。しかし、ウスバサイシン類が生育する林床の開けた林には、しばしばカタクリが群生し、ちょうどその花が咲く頃にヒメギフチョウが出現する。カタクリの紫色とヒメギフチョウの黄色がなす鮮やかなコントラストは、愛好家の目を楽しませている。

撮影データ: 2015年4月19日 岩手県雫石町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

日本鱗翅学会四国支部第16回例会のお知らせ

2011年2月14日公開

※終了しました。

毎年恒例となりました四国支部の例会を開催します。特に参加申し込みなどは行っていませんので、当日お気軽に御参加下さい。

日時
2011年2月27日(日曜日)11:00-17:00(予定)
場所
愛媛県総合科学博物館生涯学習棟3階会議室
(松山道西条インターより約5分)
交通アクセスはこちらを参照

本年は以下のような演題を予定しています。

テーマ講演「四国におけるジャノメチョウ類の最近の動向」
「愛媛県におけるジャノメチョウ科の発生動向」窪田 聖一(愛媛)
「徳島のジャノメチョウと最近の四国のジャノメチョウ」小川 昌彦(徳島)
「2010年瓶が森林道で観察したツマジロウラジャノメ」荒川 良(高知)
「香川県の現状-ウラナミジャノメ,クロヒカゲを中心にして」出嶋 利明(香川)
そのほかの演題
「かつて松山市にもクロシジミがいた!」太田 喬三(愛媛)
「高知県における2010年のクロマダラソテツシジミの動向」前薗 剛(高知大学)
「2010年に高知県で多く発生した蛾と偶産蛾」真鍋 泰彦(高知)
「第12回国際マダラガシンポジウム(トルコ、アンタキヤ)に参加して」小汐 千春(徳島)

この他にも飛び入りでの情報提供や、標本の持ち込みも大いに歓迎致します。皆様お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。

お問い合わせ
大西 剛
〒792-0060
愛媛県総合科学博物館
Tel:0897-40-4109(代表)
Fax:0897-40-4101
email:ohnishi-tsuyoshi@pref.ehime.jp

日本鱗翅学会

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※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。