カバイロシジミ Glaucopsyche lycormas
(シジミチョウ科)

日本では、青森県の北端部と北海道のみに分布する稀なシジミチョウ。クサフジを食餌植物とする集団とヒロハノクサフジを食餌植物とする集団とに2分される。特に後者は道南と青森県の限られた地域に見られ、その生息地は海岸部の断崖付近に限定される。

本種の生活史はクサフジとヒロハノクサフジの花に依存しているが、ヒロハノクサフジはクサフジより遥かに花期が長く、そのためヒロハノクサフジを利用する道南・青森県の集団では羽化時期が長期にわたる。例えば青森県の津軽半島では5月下旬から8月まで新鮮な成虫が見られ、年1化でありながら成虫出現期が極めて長い。

このように羽化が斉一でない事情が影響してか、津軽半島の生息地で一度に見られる個体数は少ない。日差しを遮るものがない炎天の海岸で、しかも足場の悪い断崖近くを活発に飛んで落ち着かず、撮影には難儀させられる。

撮影データ: 2013年8月7日 青森県津軽半島
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

2010年度日本鱗翅学会九州支部・日本昆虫学会 九州支部 合同大会のご案内

2010年11月19日公開

※終了しました。

日本鱗翅学会九州支部会員の皆様。例年のとおり下記の内容で日本昆虫学会九州支部と合同の支部大会を行う事になりましたのでお知らせいたします。会員外の皆さまの参加も歓迎します。

日時
2010年12月4日(土)12:30-17:30
場所
福岡市箱崎
九州大学箱崎理系地区21世紀交流プラザ
2F講義室A-B (以前の工学部本部の横)
アクセスマップ
大会参加費
500円 (お茶、お茶菓子代等)
懇親会費
3,500円程度(大会終了後近くで行われます)
参加・講演・ポスター発表
大会、懇親会に参加される方はご連絡下さい。講演・ポスター発表も受け付けております。 講演要旨(500字程度)と共に下記へお送り下さい(メール、ファックス等)。
締め切りは11月26日(金)です。
連絡先
事務局:上田恭一郎(支部幹事代理)
〒805-0021 北九州市八幡東区東田2-4-1
北九州市立自然史・歴史博物館
Fax:093-661-7503
e-mail:ueda@kmnh.jp

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。