スギタニルリシジミ Celastrina sugitanii
(シジミチョウ科)

春の野山を代表的するチョウのひとつ。国内分布は北海道~九州。ルリシジミに似るが、年1度春だけに出現し、生息環境は落葉広葉樹林にほぼ限られる(一方、ルリシジミは春から秋まで見られ、公園や農地などの身近な環境にもよく生息している)。トチノキなどの花蕾に産卵し、幼虫はそれを食べて育つ。越冬態は蛹。

成虫は主に樹冠近くの高所で活動するものの、午前中には日当たりの良い林床に下りて日光浴する。そして気温が高くなると、オスは湿った地面に集まって吸水する。

花での吸蜜行動も時おり観察されるが、写真は日光浴中の個体が偶然カタクリの花弁にとまった場面を撮影したもの。この日は気持ちの良い晴天で気温が高く、羽化後間もないスギタニルリシジミが数多く姿を現した。その傍らで飛び古したヒメギフチョウも見られた。

撮影データ: 2015年4月12日 青森県青森市
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

日本鱗翅学会アサギマダラプロジェクト公開シンポジウム

2010年3月19日公開

※終了しました。

本年度第1回のアサギマダラプロジェクト公開シンポジウムを下記のように開催することになりました。皆様のお越しを心からお待ちしております。

日時・会場など

日時
2010年5月8日(土)15:00-17:00
会場
大阪市立自然史博物館講堂(南側の通用口から入ってください)
主催
日本鱗翅学会
共催
日本鱗翅学会近畿支部・大阪市立自然史博物館・渡りチョウを調べる会
参加費
無料(博物館の展示をご覧になる方は入館料が必要です)

プログラム

1.特別講演1:四国東部におけるアサギマダラの移動調査-徳島県を中心に
大原賢二(徳島県立博物館)
2.特別講演2 海を渡って長距離移動するチョウとガ
吉松慎一(農業環境技術研究所)
3.2009年のアサギマダラの調査成果報告
金沢 至(大阪自然史博物館)

その他

日本鱗翅学会の会員以外の方も参加できます。当日、同じ会場で13:00-15:00まで、日本鱗翅学会近畿支部と渡りチョウを調べる会の合同例会が行われます。アサギマダラについての一般講演も行われる予定ですので、関心のある方は、こちらへも是非ご参加ください(非会員の方も参加できます)。
公開シンポジウム終了後に、懇親会も予定しています(会場・参加料は未定です)。

お問い合わせ

公開シンポジウムについて
渡りチョウを調べる会事務局
石井 実 072-254-9413(大阪府立大学昆虫学研究室)
会場について
大阪市立自然史博物館
金沢 至 06-6697-6221

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。