ニホンセセリモドキ Hyblaea fortissima
(セセリモドキガ科)

早春の山林で昼間に活動する変わり者のガ。日本(北海道~九州)と朝鮮半島に分布する。その色彩斑紋は名前の通りセセリチョウ、特にミヤマセセリとよく似ている。年1化で夏に羽化するが、新成虫はほとんど活動しないまま休眠して夏~冬をやり過ごし、翌春になってようやく活動を始める。セセリモドキの仲間は、ヤガ科などとはかなりの遠縁で、むしろイカリモンガやマドガなどに近縁とされる。

4月初旬、青森県の南西端に位置する深浦町まで足を伸ばした。ところどころに雪が残る中でフキノトウとキブシの花が咲き、路上ではシータテハが日光浴していた。その傍ら、日当たりの良い斜面に多数のニホンセセリモドキが集まっていた。その場で見られたニホンセセリモドキは全てオスで、後脚の毛束を広げて翅をV字に開く特有の姿勢でとまっていた。

撮影データ: 2016年4月2日 青森県深浦町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

日本鱗翅学会アサギマダラプロジェクト公開シンポジウム

2010年3月19日公開

※終了しました。

本年度第1回のアサギマダラプロジェクト公開シンポジウムを下記のように開催することになりました。皆様のお越しを心からお待ちしております。

日時・会場など

日時
2010年5月8日(土)15:00-17:00
会場
大阪市立自然史博物館講堂(南側の通用口から入ってください)
主催
日本鱗翅学会
共催
日本鱗翅学会近畿支部・大阪市立自然史博物館・渡りチョウを調べる会
参加費
無料(博物館の展示をご覧になる方は入館料が必要です)

プログラム

1.特別講演1:四国東部におけるアサギマダラの移動調査-徳島県を中心に
大原賢二(徳島県立博物館)
2.特別講演2 海を渡って長距離移動するチョウとガ
吉松慎一(農業環境技術研究所)
3.2009年のアサギマダラの調査成果報告
金沢 至(大阪自然史博物館)

その他

日本鱗翅学会の会員以外の方も参加できます。当日、同じ会場で13:00-15:00まで、日本鱗翅学会近畿支部と渡りチョウを調べる会の合同例会が行われます。アサギマダラについての一般講演も行われる予定ですので、関心のある方は、こちらへも是非ご参加ください(非会員の方も参加できます)。
公開シンポジウム終了後に、懇親会も予定しています(会場・参加料は未定です)。

お問い合わせ

公開シンポジウムについて
渡りチョウを調べる会事務局
石井 実 072-254-9413(大阪府立大学昆虫学研究室)
会場について
大阪市立自然史博物館
金沢 至 06-6697-6221

日本鱗翅学会

〒113-0001
東京都文京区白山 1-13-7
アクア白山ビル5F
勝美印刷株式会社内 日本鱗翅学会事務局
※ お問い合わせフォームより御連絡下さい。

鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。