ヒメギフチョウ Luehdorfia puziloi
(アゲハチョウ科)

北国の春を代表するチョウ。日本では北海道と本州の寒冷地(東北地方、群馬県赤城山、中部地方)に分布する。早春の広葉樹林やスギ林で見られ、近縁種のギフチョウよりも飛翔は緩慢。幼虫はウスバサイシン類の葉を食べて育ち、夏のうちに蛹となるが、以降9~10ヶ月ほど休眠して翌春の羽化を待つ。

上述の通り幼虫の食草はウスバサイシン類であり、本種にとってカタクリは必須の存在ではない。しかし、ウスバサイシン類が生育する林床の開けた林には、しばしばカタクリが群生し、ちょうどその花が咲く頃にヒメギフチョウが出現する。カタクリの紫色とヒメギフチョウの黄色がなす鮮やかなコントラストは、愛好家の目を楽しませている。

撮影データ: 2015年4月19日 岩手県雫石町
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

日本鱗翅学会四国支部第14回例会のご案内

2009年2月22日公開

※終了しました。

毎年恒例となりました四国支部の例会を開催します。 特に参加申し込みなどは行っていませんので、当日お気軽に御参加下さい。

日時
2009年2月22日(日曜日)11:00-16:00(予定)
場所
愛媛県総合科学博物館 生涯学習棟 2階 第1研修室
(松山道西条インターより約5分)

本年は以下のような演題を予定しています。

テーマ講演「最近増えたもの、減ったもの-四国の場合-」
四国4県で最近増えた、または減ったと考えられる蝶や蛾についての講演をしていただく予定です。
「愛媛県のタテハモドキ(続編)」林弘(愛媛)
「愛媛県のツマジロウラジャノメ」井上武(愛媛)
「愛媛県の蝶・個体数変動の動向」窪田聖一(愛媛)
「四国で発生したクロマダラソテツシジミとソテツシジミ属の蝶」出嶋利明(香川)
「減った蝶増えた蝶」 小川昌彦(徳島)
そのほかの演題
「モニタリングサイト1000」太田喬三(愛媛)

日本鱗翅学会

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鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。