スギタニルリシジミ Celastrina sugitanii
(シジミチョウ科)

春の野山を代表的するチョウのひとつ。国内分布は北海道~九州。ルリシジミに似るが、年1度春だけに出現し、生息環境は落葉広葉樹林にほぼ限られる(一方、ルリシジミは春から秋まで見られ、公園や農地などの身近な環境にもよく生息している)。トチノキなどの花蕾に産卵し、幼虫はそれを食べて育つ。越冬態は蛹。

成虫は主に樹冠近くの高所で活動するものの、午前中には日当たりの良い林床に下りて日光浴する。そして気温が高くなると、オスは湿った地面に集まって吸水する。

花での吸蜜行動も時おり観察されるが、写真は日光浴中の個体が偶然カタクリの花弁にとまった場面を撮影したもの。この日は気持ちの良い晴天で気温が高く、羽化後間もないスギタニルリシジミが数多く姿を現した。その傍らで飛び古したヒメギフチョウも見られた。

撮影データ: 2015年4月12日 青森県青森市
撮影・文章: 工藤 誠也

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日本鱗翅学会

日本鱗翅学会四国支部第14回例会のご案内

2009年2月22日公開

※終了しました。

毎年恒例となりました四国支部の例会を開催します。 特に参加申し込みなどは行っていませんので、当日お気軽に御参加下さい。

日時
2009年2月22日(日曜日)11:00-16:00(予定)
場所
愛媛県総合科学博物館 生涯学習棟 2階 第1研修室
(松山道西条インターより約5分)

本年は以下のような演題を予定しています。

テーマ講演「最近増えたもの、減ったもの-四国の場合-」
四国4県で最近増えた、または減ったと考えられる蝶や蛾についての講演をしていただく予定です。
「愛媛県のタテハモドキ(続編)」林弘(愛媛)
「愛媛県のツマジロウラジャノメ」井上武(愛媛)
「愛媛県の蝶・個体数変動の動向」窪田聖一(愛媛)
「四国で発生したクロマダラソテツシジミとソテツシジミ属の蝶」出嶋利明(香川)
「減った蝶増えた蝶」 小川昌彦(徳島)
そのほかの演題
「モニタリングサイト1000」太田喬三(愛媛)

日本鱗翅学会

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鱗翅(りんし)というのは鱗翅目(チョウ目)Lepidopteraのことで、鱗粉のある翅を持った昆虫すなわちチョウやガの仲間です。この小さな生き物はその素晴しい魅力で古い時代から私たちをひきつけてきました。日本鱗翅学会はこのチョウやガを研究対象とする学術団体で、アマチュアから専門家まで幅広い層のメンバーが協力しながら活動しており、興味のある人は誰でも入会できる開かれた学会です。